団地でありがちな「大きな掃き出し窓」の部屋でも安心! 快適に暮らす「カーテン選び」のコツ
様々なモノの値段が上がる中、住まいに関する出費を見直したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ◆【写真】団地暮らしで重視したい、カーテン選びのポイントは? 住まいに関する出費は、家賃交渉や引っ越しなどを伴うので手軽に減らすのは難しい半面、うまくいけば月間で数万円単位の安定節約につながります。 こうした中、新築や築浅へのこだわることなく「築年数の長さ」を許容することで居住費用を抑えようとしている人もいらっしゃるでしょう。 新年こそ住まいに関する出費を見直したいと考えている方もいらっしゃるのでは。 株式会社三井住友トラスト基礎研究所の調査によると、賃貸マンションの経年が賃料に及ぼす影響は年率平均換算で約1%とのことです。 近年はDIYやリノベーションの注目度が上昇しているという背景もあり、「歴史あるもの」「生活感」が気にならなかったり、むしろ好きだったりするなど、築年数50年級の物件への引っ越しも選択肢になるという方もいらっしゃることでしょう。 築古団地の床まである大きな掃き出し窓は、光をたっぷり取り入れられる点が魅力のひとつ。しかし、実際に住んでみると夏場は日差しが強くて暑くなり、冬場は冷気が侵入しやすいなどの問題点があります。 悩みを解決するためには、掃き出し窓の特徴を理解した上で、小さな工夫をすることがポイントです。 そこで今回は、大きな窓の魅力を活かしつつ、快適な暮らしを実現させるためのコツを紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
団地暮らしでよく見られる「大きな窓」を活かすコツとは?
冷暖房の効率も下がってしまいがちな「大きな窓」。今回は2つポイントをご紹介します。 ・入り込んでくる冷気や暑さには、断熱カーテンや遮光カーテンを ・自然光を適度に取り入れるには、ブラインドやウィンドウフィルムを 早速見ていきましょう。
団地暮らしでよく見られる「大きな窓」を活かすには1:断熱カーテン&遮光カーテン
近年建てられている住宅では、二重窓や複層ガラスが標準採用されているものもあります。窓周りの断熱性能や省エネ性能は向上しているといえるでしょう。 しかし、築古団地ではガラスが一枚だけの窓も多く、気密性能も低いため隙間風を感じることも多いものです。 窓の断熱性や気密性が低い場合、外気温の影響を受けやすく特に足元が冷たく感じられます。 これを解消するためには、断熱カーテンや遮光カーテンの使用が効果的です。 また、隙間テープを使えば隙間風も緩和できます。ホームセンターやネットショッピングでも見つけられるでしょう これらにより、冷暖房効率が向上するとランニングコストも削減できるでしょう。