団地でありがちな「大きな掃き出し窓」の部屋でも安心! 快適に暮らす「カーテン選び」のコツ
団地暮らしでよく見られる「大きな窓」を活かすには2:ブラインド&ウィンドウフィルム
窓の向きや季節によって、西日が室内の奥まで差し込むことがあります。 夕方には、差し込んだ西日の熱を室内の床や壁、家具などが蓄えてしまうのです。 夜になっても室内で放熱を続けるため、室温が下がりづらく寝苦しさの原因となることもあります。 この悩みを解決するには、遮光カーテンやブラインドの使用が効果的。遮光カーテンは室内の温度上昇を抑えるほか、家具や床の日焼けも防ぎます。 また、ブラインドを使えば光の角度を調整できるので、自然光を取り入れながら西日を遮ることが可能です。 もう少し光を取り入れたい場合には、レースカーテンやウィンドウフィルムを活用しましょう。 適度な明るさを保つと同時に窓の外からの視線もカットでき、プライバシーを保護する効果も期待できます。
現在の日本の住宅事情(令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計結果)
最後に日本の住宅事情を見ていきましょう。 2024年4月30日、総務省より「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」が公表されました。 同調査によれば、日本の総住宅数は2018年から4.2%(261万戸)増となる6502万戸(2023年10月1日現在)でした。 総住宅数は1978年より右肩上がりに伸びており、増加率についても2018年の2.9ポイントから4.2ポイントへ上昇しています。 空き家率も13.8%と過去最高で、900万戸の空き家が存在しているのが日本の住宅の現状です。
中古マンション価格の動向をチェック
株式会社東京カンテイが2024年11月21日に発表した中古マンションの「70m2換算価格推移」によると、2024年10月の首都圏中古マンション価格は前月比+1.1%の4864万円となりました。 都県別では、東京都が+2.9%の7170万円と6カ月連続の上昇となりました。 一方、埼玉県や神奈川県、千葉県はわずかながら下落しました。 近畿圏では主要エリアが軒並み上昇し、全体で前月比+0.6%の2901万円と上昇。 中部圏も前月比+0.5%の2268万円をマークし、愛知県では+0.5%の2399万円と揃って上昇しています。ちなみに、前年同月比がプラスとなったのは2023年9月以来とのことでした。