夏休み、無理して遠出しなくてOK! 近場でもできる「旅育」で子どもをグングン自立させる7つの裏技
無理して遠くに行かなくてもOK! 自分の家庭に合った「旅育」を
夏休み、いつもと違うおでかけや、旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか? その反面、お仕事で旅行に行けなかったりと、忙しい毎日を送る親御さんは、少し罪悪感を感じてしまうこともあるかもしれません。 【マンガで読む】小学生の夏休みは共働き最大の壁?親が忙しくても、子が充実した夏休みを過ごせる8つのアイデア 旅行に行って、絵や本で見るようなものを実際に見て、体験して、感じて。 子どもにとって大きな経験になるであろう夏のお出かけ。 ことばを理解し会話しはじめる3歳頃から、脳の成長が著しい9歳頃までが最も「旅育」に向いている……。 といわれているようですが、記憶が残らない赤ちゃんでも、たくさんの肌で感じた経験は、五感を育てることにもつながりますし、大人でも「旅行に行って価値観が変わった」なんて話もよく聞く話ですよね。 どの年齢でも、良い刺激を受けることは間違いないのだろうけど、最近感じているのは、親が子どもと一緒にお出かけや旅行に行けるタイムリミットって、実はもうそんなに長くはないのかな。と、いうことです。 小学3年生の長男が友達と楽しそうに遊んだり、スポーツに熱中するのを見て、最近よく感じるようになり、仕事で忙しい中でも、なんとか家族で出かけられる今のこの時間を、大切にしたいなとは思っています。 よく耳にする「旅育」とは、いつもと少し違う場所へのお出かけで子どもの興味の幅を広げ、旅先での体験や経験を通じて心や人間性の成長を促す……ということだと思いますが、それって、実は無理して遠くに行かなくても、体験できることは多かったりします。 お出かけや旅行は、家族みんなが楽しむことが大前提。 その上で、せっかくの家族旅行やお出かけが、少しでも子どもが成長するきっかけになったら、さらに最高だと思いませんか? お仕事で旅行には行けないよ……。 という方も、旅育って、子どもにとっては絶対に旅行だけのことではないと思うんです。 例えば、普段はなかなか行かない川や海、山などの自然へ出かけてみる。 花火大会や、夏祭りに参加してみる。 いつもは乗らない電車に乗ってみる。 夕方の、みんながいなくなった公園にいってみる……など。 少しの“非日常の体験”が、子どもの成長につながるのなら、少しだけ、いつもと違うお出かけを計画してみるのも良いかもしれません。 子どもにとっては、どこかへ行くという距離だけではなく、いつもと少しだけ違う経験が出来ることで、十分刺激的でワクワク。せっかくの楽しい夏休み、自分の家庭に合った「旅育」をしちゃいましょう。 ということで、この記事では、我が家のお出かけの時に気を付けている、ちょっとしたポイントをまとめてみました。 今回はお出かけ前の働きかけに焦点を当てていますので、日々のちょっとしたお出かけにも使えることは多いと思います。少しでも、どなたかの参考になれば嬉しいです。