愛工大名電野球部に語り継がれる“イチロー伝説”「地面を蹴る音が聞こえなかった」
【記者フリートーク】イチローさんの母校訪問は06年1月以来、18年ぶり。記者が愛工大名電野球部に入部する3カ月前だった。 入部後、先輩たちが喜々として「イチローさんの隣で走っていても、地面を蹴る音が聞こえなかった」と話していたことを覚えている。ある先輩は、イチローさんが倉野光生監督に「“忍者走り”を覚えたんですよ」と話していたというエピソードを明かしていた。 圧倒的なスピードと効率的な体の使い方を両立し、忍者のように一気に駆け抜ける。走り方だけでも“イチロー伝説”として野球部で語り継がれている。 同年夏の愛知大会前の決起集会。3年生の先輩がイチローさんのマネして爆笑をさらったのは、ここだけの秘密だ。(08年愛工大名電野球部主将デジタル 編集部・齋木 駿)