インテルMF陣のスタメンに入るべき実力 得点力を上げているフラッテシは過小評価されている?
前節も2ゴールを挙げる活躍
今夏にはMFピオトル・ジエリンスキも加えるなど、現在のインテルの中盤はかなりのタレント揃いだ。中盤をコントロールするハカン・チャルハノール、攻守に走り回る35歳のヘンリク・ムヒタリアン、イタリア代表でも主力のニコロ・バレッラ。昨季はこの3人がメインの構成だった。 欧州サッカー週末の放送・対戦カードまとめ[11/2・11/3・11/4] そこにジエリンスキ、イタリア代表のダヴィデ・フラッテシ、アルバニア代表のクリスティアン・アスラニもおり、ポジション争いはかなり激しい。 その中で伊『Gazzetta dello Sport』が注目したのは、ここ最近調子を上げているフラッテシだ。昨夏にサッスオーロから加入したフラッテシは、中盤のバックアッパーの立ち位置にあった。 しかし、フラッテシの能力は高い。特に得点力は印象的で、前節のエンポリ戦では2ゴールを記録。9月のウディネーゼ戦でも得点を記録しているため、これで早くもリーグ戦3点目だ。昨季もリーグ戦では6ゴール3アシストを記録していたが、出場機会さえあれば昨季の数字を超えることも可能だろう。 イタリア代表の方でも9月のネーションズリーグ・フランス戦、イスラエル戦、さらに10月の同じくイスラエル戦で1ゴールずつを決めていて、ルチアーノ・スパレッティ率いるイタリア代表で重要な役割をこなしている。 この得点力を受け、同メディアはインテルでも先発に入るべきと主張する。チャルハノール、ムヒタリアン、バレッラの中に割って入るのは簡単ではないが、指揮官シモーネ・インザーギはフラッテシの得点力を最大限活かすべきだろう。 新戦力のジエリンスキもセリエAでの経験が豊富な実力者だけに、この序列争いがどうなっていくかは1つの注目ポイントだ。
構成/ザ・ワールド編集部