「Oliver Peoples(オリバー ピープルズ)」優れたクラフトマンシップと洗練されたラグジュアリー
大胆なオプティカルフレームにオーバーサイズなレンズ形状でスタイルを主張した、強い印象を与えるモデル
チタン彫金に日本の職人技術
彫金の美しさに触れたところでチタンフレームのお話もしていこう、チタンは金属としてとても硬く、加工が難しいとされている。Oliver Peoplesの繊細なデザインを形にしているのは日本の技術なのだ。
今、世界のアイウェアブランドはMADE IN JAPANに注目しているところがある。Oliver Peoplesもその多くのモデルがMADE IN JAPANによるものだ。
日本職人の丁寧な仕事が感じられるMADE IN JAPANのチタンフレームのアイテムを見てみよう。
フレームやテンプル、細部に至るまで美しい彫金が施されている
ミニマリストデザインの美しさと日本製コレクション「0NLY(オンリー)」
ミニマリストデザインの美しさとオリバーピープルズの特徴であるタイムレスなスタイルをシームレスに融合するコレクション「0nly(オンリー)」というコレクションを紹介したい。 数字の”0(ゼロ)”をアルファベットの“O(オー)”に見立て“0NLY“と綴られたこのコレクションは、0の形に象徴される永遠に続く円が「無」の美学を讃えるものです。0NLYのコンセプトに基づき、カリフォルニア・ロサンゼルスでデザインされたこのコレクションを、日本のメガネ産地である福井県鯖江市で卓越した職人技で作られている。
今回の新しいコレクションでは、フレームの製造工程を日本で行っているだけでなく、素材のアセテートも上質でクオリティーの高い日本製のものを使用している。
特徴的なディテールとして、外見はシャープな印象にデザインされているが、内側は顔への肌あたりがいいように、丸みを効かせたデザインになっている。外側と内側でアセテートの削りを変えるという技術はかなり難しく、それを実現しているのもやはり日本の職人技術なのではないだろうか。
昨年の秋冬からはじまり、今シーズンも新作が登場するなど、ブランド的にも注力をしているコレクションとなっている。そしてビジュアルは日本の伝統産業の「改革者」として活動している中田 英寿氏(なかた ひでとし)を起用している。
ハリウッドで生まれたOliver Peoples。ロサンゼルスのカルチャーはもちろん、レトロさ、ミニマルさ、そしてそのクラフトマンシップからはどこか日本的な要素も感じられ、アイテムの数々に魅了されていくのだろうと思った。 Oliver Peoplesのアイウェアで、毎日の生活に洗練されたラグジュアリーをプラスしたい。