【韓国在住の美容ライターが語る】最新の韓国美容情報をご紹介!トレンドは「低刺激」と「ヴィーガン」
肌代謝を促す成分はレチノールから低刺激な“バクチオール”に
「ヴィーガンではない商品でも低刺激というワードが当たり前になっています。以前はレチノール(肌の新陳代謝を促ヴィーガンはフードだけじゃなくて、ビューティー分野でもホットワードみたい。じゃあもっと深堀してみよう。基礎化粧品・メイクアップ品それぞれどんなものが注目されているのか教えて。す効果を持つ)など強い物質が流行りでしたが、今はレチノールより刺激がマイルドで同じような効果を持つバクチオールを配合している商品も増えてきています」
【基礎化粧品のトレンドは?】シワやほうれい線のケア
どんどん新しいビューティーワードが飛び交う韓国。コロナ中で美顔器やかっさなどの人気が高まったというが、今でもホームケアが充実しているという。 「自宅でもクリニックのようなケアが出来る商品が展開されています。特に成分として注目されているのは、グルタチオン、エクソソームなどのシワやほうれい線のケアができるもの。元々はクリニックで内服薬として処方される成分として有名でしたが、今ではグルタチオンやエクソソーム配合の基礎化粧品もあります。 特にグルタチオンはシワやほうれい線に効果があるだけではなくて、くすみを明るく※する効果もあります。粉末や飴になっているものもあって、経皮吸収されやすくインナーケアとしても人気です」 ※乾燥によってくすんで見える肌に潤いを与えることで、明るい印象に導く。
【メイクアップのトレンドは?】豊富なカラーバリエーションで、より自分に似合うカラーを選べる
韓国コスメと言えば、発色のよさで選んでいる方もいるんじゃないだろうか? 最近では色にこだわった商品が進化しているみたい。 「韓国コスメの特徴は、発色がとても綺麗なところ。くすみカラーをつくったのも韓国ですし、最近も発色を重視したものが注目されている印象です。 人気のある『Fwee(フィー)』というブランドでは、チーク&リップをなんと30色も展開。絶妙な色の違いで、より自分にマッチしたものを選べるようになっていますね」
韓国でもデリケートゾーンケアが積極的
最近では日本でもデリケートゾーンのケアは浸透してきた。美容大国の韓国でももちろん注目されているみたい。 「日本でも増えているかと思いますが、韓国でもデリケートゾーンの臭い悩みを抱えている人も多く、大手コスメショップでもコーナーが設けられるほど、デリケートゾーンケアは定着しています。デリケートゾーン専用の石けんや、膣内を直接洗うことのできるジェルなど種類も豊富。中には、飲むだけでおりものの臭いを抑えるインナーケア用のサプリもあります。 余談ですが、臭いケアに抜かりない韓国人ですが人種的に汗腺が少ないため、韓国のドラッグストアには制汗剤がほとんど売っていないんですよ」