新NISA 今からスタートするには?最低限知っておきたい3つのこと
まずはつみたて投資枠を選択
新NISAでは、成長投資枠とつみたて投資枠の2種類から選択できます。 まずは、つみたて投資枠ではじめてみましょう。投資の基本は、長期・分散・積立投資と言われています。 つみたて投資の場合、株価が高い時は少なく、低い時は多く購入できるため、高値掴みを防ぎやすいメリットがあります。
最低限知っておきたいこと3つ
1. 生活防衛資金は貯金で確保しておく 生活防衛資金を貯金で確保しておくことで、一時的な値動きを受け入れやすくなり、冷静な判断を保つことができます。 2. 為替で損をしたり得をしたりする 為替相場が変動することで、外国株式などの外貨建ての資産の価値が上下します。 円安時には外貨建て資産の円換算価値が上がり、円高時には下がります。円安・円高が自分の資産に影響することを知っておきましょう。 3. FXや個別株投資は、投資信託よりも難しいと心得る FXや個別株投資は、投資信託と比べて難易度が高いと言えます。 経済指標や企業の業績、国際情勢など多くの要素を分析する必要があり、相場の急変によって、大きな損失を被るリスクが。まずは投資信託から、投資をスタートさせましょう。 投資をはじめる際には、長期的な視点で市場の成長に乗ることが重要です。 投資信託はリスクを分散し、比較的安定したリターンを期待できるため、初心者にもおすすめです。 また、生活防衛資金を確保することで、安心して投資に取り組むことができます。長期的な資産形成を目指し、まずは積立投資をスタートしてみてはいかがでしょうか。 ※本記事は2024年8月1日時点の情報です。 ※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行なってください。 山田ももこ ファイナンシャルプランナー。 大学卒業後、アセットマネジメント会社に入社。上場企業の管理部門を経て、ライター・編集として独立。「とっつきにくいお金の話を分かりやすく」をテーマに、資産形成や投資について伝えることを得意としている。 Source: ニッセイアセットマネジメント, ニッセイ基礎研究所(1,2), HEDGE GUIDE
山田ももこ