宿、器、食…世界に広く知られている「佐賀」の魅力を堪能するJAXURY旅へ[FRaU]
町の中心を流れる塩田川(嬉野川)沿いに佇む、創業70年余りの歴史を誇る「和多屋別荘」。
お茶をイノベーションし贅沢なティーセレモニーとして届ける「嬉野ティーツーリズム」など新しい旅のスタイルを提案。
2023年より新たに始まった「嬉野Well-being」は、「整える」「食べる」「知る」の3つのテーマを軸とし、嬉野の地・人・物・事をかけ合わせた和多屋別荘だから叶う唯一無二のプログラム。利他の心で、新たな挑戦を続ける。 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙738
中里花子 monohanako
唐津焼の伝統とアメリカンカルチャーが交わるモダンな器 唐津に育ち、16歳で単身渡米。帰国後、師であり父でもある中里隆氏にものづくりを学び、2007年に独立。現在は唐津とアメリカの工房を行き来しながら創作活動を行う。伝統的な唐津焼にアメリカで培ったカルチャーが混じり合う器は、シンプルな白や自然に導かれた様々な優しい色合いで、日常的な上質さが空間に華をそえる。
アリタ ポーセリンラボ
モダンな有田焼で日常的な上質さを有田から世界へ 創業1804年、200年以上の歴史に息づく「弥左ヱ門窯」から生まれた有田焼ブランド。伝統的な絵柄と現代の美意識を融合しモダンにアップデートした器は世界からも高い評価を受ける。代々伝わる伝統絵柄を金とプラチナで描いた「更紗」シリーズは繊細で華やか、エキゾチックな異国の香りがするデザイン。
1616 / arita japan
デザインを極めたシンプルでモダンな新しい有田焼 デザイナー柳原照弘氏がクリエイティブディレクターとなり、新たな陶磁器ブランドとして2012年に百田陶園が立ち上げた「1616 / arita japan」。伝統を踏襲しながらもシンプルでモダンなデザインを追求し、これまでにない新しいアプローチの本来感のある有田焼を提案。昨年発表した1616 / arita japan初のコンセプトブックは“Best Book Design from all over the World 2024”にて銀賞を受賞。
李荘窯
磁器の原点と未来を見つめ生まれた唯一無二の器 四代目・寺内信二氏が有田焼の伝統を守り継承しながら時代に左右されない新しい表現を追求。「球型三段重」はコンピューターの3Dソフトで型を設計し、モデリングマシンで切削。デジタル技術を駆使することで、磁器では作るのが難しいとされていた球体を成功させた。斬新かつ普遍的な器で新しい価値を発信する。 ●情報は、FRaU2024年6月号発売時点のものです。