子どものやる気がないときには…東大生が勧める「寝ながらできる勉強法」
ベッドの中でできること三選
ここで登場するのが、「ベッドの中でできる勉強」なのです。どうしても机に向かいたくないときのための勉強を用意しておくのです。 ベッドの中でも、いろんなことができます。 たとえば、こんなことです。 『勉強の動画を観る』 YouTubeでもスタディサプリのようなオンライン授業動画でもなんでもいいです。 寝そべった状態で、勉強になる動画を観ましょう。 『参考書や本を読む』 電子書籍でも紙の本でもいいです。また、ノートなどでもいいので、とにかく目で文章を追ってみましょう。 『頭の中で復習する』 頭の中で、今日勉強したことを思い浮かべてみます。きちんと覚えられているかどうか、暗唱できるかどうかなどをテストしてみましょう。 やる気が上がらないときに、「じゃあ今日は勉強しないでいいや」となってしまうのはもったいないです。 「やる気はぜんぜん出ないけれど、これだけはやっておくか」と思うこと、そして、実際にベッドの中で「勉強をする」ことが必要なのです。
続けた人が最後に勝つ
勉強で大切なのは継続することです。 次回は効率的な勉強のしかたについて解説します。
〈著者プロフィール〉西岡 壱誠(にしおか・いっせい)
1996年生まれ。株式会社カルペ・ディエム代表。偏差値35から東大をめざすも、現役で不合格、一浪で不合格と、2年連続で不合格。後がない状況に置かれたことで、これまでの勉強法を見直した結果、偏差値70、東大模試で全国4位になり、見事、東大合格を果たす。 東大に合格した勉強のしかたや、やる気を起こしてキープするノウハウなどを、全国の学生や学校の教員に伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。現在、全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教員向けに指導法のコンサルティングを行っている。 YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1.2万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも、東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラー。『偏差値35から東大に合格してわかった 頭がいい人は○○が違う』(日経BP)他多数。
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