なぜだ?F1角田裕毅のレッドブル“落選”に海外メディアから疑問や異議の声!「多くのF1ファンが落胆」「角田の昇格が論理的でベストな選択」
英紙「デイリーメール」は「角田よりもローソンを彼らのナンバー2ドライバーに指名したレッドブルの決断は、F1の多くのファンを落胆させた」と伝えた。 同紙は「サポーターの大多数は空いたポジションは2021年にキャリアをスタートさせ、ローソンよりもF1でのキャリアが豊富な角田によって埋められるべきだったと考えている」と、SNSでの意見を紹介。 「今季2人が競った6度のレースは4度の勝利とクラッシュが2度あり角田がローソンを上回っていた」との実績面に触れつつ、「レッドブルが若く才能あるドライバー(ローソン)を昇格させてきた歴史は、常に実を結んできたわけではなく、その証拠として短期間に終わった2019年のピエール・ガスリーの苦境がある」などと苦言を呈した。 英モータースポーツ専門サイト「The Race」も、角田の“落選”に異議を唱えた。 「レッドブルが角田を拒絶しローソンを選んだのは、期待ではなく希望によるもの」との見出しを取り、「レッドブルは来シーズンにF1でフェルスタッペンとパートナーを組ませる上で最も論理的でベストな可能性のある選択肢を見送った。ペレスをローソンに替えることは面白い選択だが、高いリスクも伴う。2025年は角田で始めることが理にかなっていただろう。ギャンブルかもしれないが、角田にはより実績がある」と伝えた。 同サイトは、「ローソンに対しては2つの疑問がある。彼はフェルスタッペンの同僚を務めるだけの速さを持ち、レッドブルが必要とする結果を残すことができるのか。経験不足の中でレッドブルが抱える困難な課題や大きな責任を背負う準備はできているのだろうか」と、ローソンの問題を指摘。 「それに対し角田であれば、彼への疑念は1つだけ。『彼はフェルスタッペンのパートナーとして対応できるのだろうか?』という点だけだった」と、角田を昇格させるべきだったと主張した。 「角田は多くの条件を満たしてきた。彼は過去2年においてレッドブルでフェルスタッペン以外のドライバーで最速だった。彼は今最も多くの経験がある。彼のチームは、マシンから最大限のものを引き出す上で、彼に頼ることができるかもしれない。そして彼は感情のコントロールや技術的なフィードバックで向上を見せている」と称賛した。 角田は、2025年もRBで戦うことになった。コンビを組むのは新人のイサック・ハジャーになると予想されている。