埼玉・大野知事、コロナ対策会議後に会見(全文1)外出自粛はまだまだ不足
埼玉県の大野元裕知事は20日、県の新型コロナウイルス対策本部会議後に記者会見を行った。 【動画】大野知事「埼玉への移動自粛を」 県の新型コロナ対策会議後に会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大野知事「埼玉への移動自粛を」 県の新型コロナ対策会議後に会見(2020年4月20日)」の会見開始時間に対応しております。 ◇ ◇
埼玉県外への移動、県外からの移動自粛を
大野:お疲れさまでございます。埼玉県の新型感染症対策本部会議を、たった今、開催をさせていただきました。私のほうからまず4月7日、国が緊急事態宣言を行ったことを受けて、埼玉県では不要不急の外出の自粛をお願いしてまいりました。県民の皆さまには大変なご不便をお掛けし、ご協力をいただいておりますが、それでも8割の人の接触を減らすにはまだまだ不足していると考えています。 そのような中、4月17日、国は7都府県に出されていた緊急事態宣言を全都道府県に拡大をすることになりました。ゴールデンウィークに向けて、人の移動で感染が拡大することが懸念されてるといわれています。埼玉県といたしましても、あらためて特措法45条1項に基づき、あらためて外出の自粛、求めるところであります。 それと併せまして、埼玉県外へのお出掛け、あるいは埼玉県には多くの魅力的な行楽地がありますが、埼玉県にお越しになることもご遠慮をいただきたいと思っています。皆さまにはあらためて大変なご不便、お掛けを申し上げますが、ぜひ、今が大変大切な時期だと思っています、ご協力をいただけるようお願いをしたいと思います。 次に、医療提供体制の確保についてでありますけれども、新型コロナウイルスの感染者の陽性患者数が650人を超えた現状におきまして、今後の患者の増加に備えた病床の確保は喫緊の課題であると思います。先般にもお話をいたしましたが、この患者の受け入れのための病床の確保に向けて、当面、24日を目標にして病床を増やしていくと申し上げました。