埼玉・大野知事、コロナ対策会議後に会見(全文1)外出自粛はまだまだ不足
病床はどういう状態で確保しているのか
朝日新聞:朝日新聞の釆沢です。お願いいたします。病棟に関することで質問させていただきたいと思います。先ほどの、すいません、病床のスライドにしていただいてもいいですか。きのうの時点で一番左のまず現状の確保の数についてのことなんですけれども、きのうの時点で感染病床に入院してる方、87いらっしゃいます。これは上の2つ足した数字だと思うんですけれども、一方で、一般の病床は94、自宅で待機されてる方は349人というふうになっています。ちなみにホテルは13人ということだったんですけれども、その数字とその数字のずれはどうして生じているのか。今、確保っていうふうにおっしゃってるその病床数は、どういう状態で確保したっていうふうにおっしゃってるのか、この辺り、教えていただけますでしょうか。 大野:上から全部そうですけれども、ホテルに至るまでですけれども、基本、病床なりホテルの部屋を用意をさせていただいたというふうにお約束をいただいてるというふうにお話をさせていただいております。その中で一部、実は増えてるところもあるんですけれども、それはちょっと置いといて、たぶんご疑問は、それにもかかわらずそこまで入ってないじゃないかと、こういうことだろうと思いますけれども、これらについては条件が実は合わないところが、この間もお話をしたところでありますけれども、あって、そこでお待ちをいただいて待機してるというふうに申し上げました。
方針変更と病床増加の両方で対応
ただ、上から、もちろんすべての方が重要なんですけれども、大切なんですけれども、やはり重篤な方に医療はしっかり提供しなければいけないということで、上からしっかりと入れていくということができるように、軽快患者の方や、あるいは8日以上たって軽快を待ってらっしゃる方、こういった方については、この、ホテルと、ここにはありませんけれども自宅療養を原則として方針として定めさせていただきたいと。 そして同時に、24日、5月6日といった目標に向けて、特にここですね、この辺りを充実し、そして条件がこの中でも個々の病院によって、実はそれぞれ病院によって条件が違ったりしますので、そこについては緩めていただくというか、可能な限り受け入れていただけるようお願いをさせていただくことによって、待っていただくのではなくて方針としてご自宅におられる方はおられますけれども、そういった方々はしっかりと療養ができるような体制に移行していくということで、方針の変更と病床の増加の両方で対応していくという意味であります。 朝日新聞:条件が合わないというのは逆に言うとどういう条件ならその213は使えるってことなんでしょうか。 大野:例えば軽症の中でも、軽症の方だったら受け入れるとかっていうのが一番多いですね。