埼玉・大野知事、コロナ対策会議後に会見(全文1)外出自粛はまだまだ不足
病棟単位での受け入れを要請中
そのために、まずは公立病院、公的な病院に対して新型のコロナウイルスの陽性患者を病棟単位で受け入れていただけるよう、働き掛けを始めており、私自身、いくつかの病院に連絡をさせて、お願いをしております。これらの病院では医療資源のシフトによって、例えば入院されてる患者さん、あるいは手術を予定されてる患者さんに対して調整が行われるなど、県民の皆さまにご迷惑をお掛けする可能性があるとは思いますが、ご理解をいただき、ご協力をお願いを申し上げます。 また、重症者や重症化する恐れが高い方に対する入院医療の提供体制を確保するために、軽症や無症状の感染者の方々については受け入れの基準を変えてまいります。例えば、軽症、無症状の方で、一般の医療機関には、基礎疾患のある方、あるいは発症から8日未満の方には、一般医療機関に入っていただくつもりであります。 というのも、知見をこれまで積み重ねた中で、金曜日の専門家会合においてもご議論いただきましたけれども、発症からしばらくの間、軽症で、そこから重症になる方はおられます。しかしながら、一定期間たったあとに、そこから重症になっていく方というのは極めて限られてるということでございますので、これらの方々については一般の医療機関には8日未満、そして8日以降についてはホテルもしくは自宅にも行けるような形にさせていただき、特にご自宅にお帰りになって環境上、例えば高齢者の方がご一緒におられるとか、基礎疾患のある方がおられる、こういった方についてはホテルに受け入れられるよう、体制を構築を、体制を整えるという方針に変えていきたいと考えています。 県民の皆さまには不要不急の外出を、特定の事業者の方には営業の休止などをお願いをしており、大変なご不便、ご迷惑をお掛けしておりますけれども、新型コロナウイルスを封じ込めていくために、移らない、移さない、感染症の爆発的な拡大を防ぐために極めて重要な時期に来ていると思っています。ご協力をあらためてお願いを申し上げ、私からの最初のご報告とさせていただきます。じゃあ、お願いします。