アラ還・君島十和子さんの笑顔が素敵な理由「若いときはうまく笑えなかったことも…。人も自分も幸せな気持ちにできる最高のツール」
特別なことなんてしなくていい。しんどいならばサボる日があってもかまわない。誰だって毎日を100%全力で、走り続けることなんてできないのだから。だけど、できる日だけでも、キレイのための小さな小さなアクションを積み重ねていくことで、5年後、10年後にはきっと嬉しい結果が待っているはず。それを体現している十和子さんがおすすめする、キレイのための“一日一善”を紹介する連載です。 【写真で見る】アラ還・君島十和子さんの健康術 十和子さんの1日の食事を写真で公開! 第8回目のテーマは、「笑顔」について。 忙しくても、疲れていても、常に朗らか。十和子さんは誰もが思わず心を開いてしまう、笑顔の持ち主です。今回は、そんな十和子さんに“笑顔の効果”について教えていただきました。 NEWS!! 「十和子さんは、なんでこんなに輝き続けられるのだろう?」 そんな十和子さんの秘密が詰まった、美容・子育て・更年期などすべてを語ったライフスタイル本です。 \度重なる増刷で、驚異の8刷り達成/ 『アラ還十和子』 大好評発売中
笑顔は“私は敵ではない”という意思表示
「言葉は言い方だったり、相手の受け取り方次第で、なかなかこちらの真意が伝わらなかったり、誤解されてしまったりもしますが、”笑顔”はわかりやすくポジティブなメッセージを伝えやすいと思うのです。 はじめましてのシーンでも、笑顔でいたほうが距離を縮めやすくなります。笑顔でいることで、“私は敵ではありませんよ”という気持ちが言葉よりもずっと明確に伝えられますから。お互いをよく知らない場合、垣根を無くすことってとても大切。笑顔はそれができるのです。
実は私、緊張しいな一面がありまして、子育て時代に幼稚園や小学校で他のお子さんのお母様とのはじめましてがとても苦手でした。昔から、真剣になったり、真面目な顔をすると不機嫌そうに見えてしまうってことがわかっていたから。今みたいに笑顔の効果についてわかっていたら、他のお母様方と打ち解けるスピード、もっと早かったかもしれませんね」
私の笑顔アイコンはオードリー・ヘップバーン
「私にとって、オードリー・ヘップバーンの笑顔が理想の笑顔なんです。ゴージャスで、清らかで、優しくて。年齢を重ねてもその魅力が色褪せないのが素敵ですよね。名作映画『ローマの休日』での記者会見のシーンが本当に憧れなのですが、50代後半になったオードリーの映像を見るとまったく同じ魅力に溢れていて驚きました。 気持ちが沈んで笑顔がなかなか出てこないときは、彼女の笑顔を思い浮かべます。実はこれ、亡くなった夫の母を参考にしているんです。義母はいつも、そのときどきで好きな女優さんの写真を雑誌などから切り抜いて、メイクボックスに貼っていました。自分のマインドだったり、仕事だったりの、モチベーションにしていたんでしょうね。私もオードリーの笑顔で、そうしています」