筋トレ効果が格段に上がる!アーユルヴェーダ体質別筋トレ法 筋トレ効果が出ないのは「体質が合っていない」からかも?
あなたはどのタイプ? 3つのドーシャの特徴
体質は大きく3つのドーシャに分けられるが、実は、ドーシャは1つだけ(ヴァータのみ、ピッタのみ、カパのみ)とは限らず、2つのドーシャを持っていることが多い。ヴァータピッタ、ピッタカパ、カパヴァータ、といったように2つが優勢に出やすい場合は、両方のドーシャのケアが必要となる。 ヴァータ(風のエネルギー)タイプ 行動力と順応性があり、気まぐれなヴァータ。活発的で、変化を好み、適応能力が高く、想像力が豊かで記憶力や理解力がある。体型は痩せ型で、髪や皮膚は乾燥しやすい。筋肉がつきにくく、疲労が溜まりやすいといった特徴も。ヴァータのバランスが崩れると、乾燥、冷え、不安が強くなり、集中力が落ち、気分が変動しやすく衝動的な行動を取りやすい。他のドーシャに比べて骨が弱く、便秘しがち。肉離れしやすい。 注意点: 軽いウエイトで短時間のトレーニングを心がける。一つの種目を長く行うと飽きやすい。 対策: トレーニングは朝一番に行うのが効果的。リカバリーを重視し、筋肉をつくる上で必要な必須アミノ酸を多く含むモリンガティー(※)など栄養価の高い飲み物を取り入れる。疲労を防ぎ、飽きないように種目にバリエーションを持たせる。(※栄養価が非常に高く、抗炎症作用や免疫アップ効果が期待され、ミラクルツリー〈奇跡の木〉と言われるスーパーフード) ピッタ(火と水のエネルギー)タイプ 熱意があり、知的で目的に向かって突き進むピッタ。情熱的な火と、それを調整する水の力を併せ持つ。挑戦心が強く、集中力が高い、話や行動に無駄がない、リーダータイプ。体型は中肉中背で、日焼けしやすい。体内に熱のエネルギーを多く持っているため暑さに弱く、ピッタのバランスが崩れると「炎症」が起きやすい。下痢をよくする、皮膚疾患、目の充血、胸焼け、ハゲや白髪が目立つ。興奮して不眠になりやすいことも。メンタル面では、ピッタが増えすぎると短気で怒りっぽくなったり、見栄や嫉妬も強くなる。完璧主義がいきすぎてストイックになりすぎるので注意。 注意点: 筋トレは熱を生むので、涼しい時間帯(早朝や日沈後)に行うこと。 対策: 辛いものを控え、炎症を抑えるブラフミーティーを飲む。トレーニング前後にピッタオイルを使って筋肉をケアする。 カパ(土と水のエネルギー)タイプ 寛大で穏やか、安定しているカパ。身体はがっしりしていて筋力、体力、持久力に恵まれている。艶のある強い髪の毛や色白で滑らかな肌を持つ。代謝が遅く、体重が増えやすいのが特徴。カパのバランスが崩れると、物事への執着が強くなり、思考が鈍くなる、大雑把になる、活動意欲を失う、抑うつ状態になることも。複雑すぎたり、急かされたりすると、一気にめんどくさくなってしまう。身体面では眠気が起こり、アレルギー性鼻炎や鼻水、鼻詰まり、喘息や気管支疾患にかかりやすくなる。 注意点:簡単なトレーニングメニューを組み、1日に多くの種目を詰め込みすぎないようにする。 対策:日中のトレーニングがベスト。体重コントロールにはモリンガティーが効果的。