「算数オリンピック」銀メダルの小3男子に訊いた、日常生活から広がる学びの力。「九九のお風呂ポスターは2歳で覚えた」
対談を終えて
今回のインタビューを通じて、藤井拓都さんが算数オリンピック銀メダルを獲得した背景には、ご家族の工夫や学びに対する自然体のサポートがあったことがよく分かりました。親子で楽しみながら日常生活の中に算数や学びを取り入れ、朝の勉強習慣のなかで干渉しすぎないスタンスが、拓都さんの「自ら考える力」を育んだのではないでしょうか。 ご家庭での取り組みは、「朝の学び」「移動時間の活用」「興味を尊重する姿勢」といった日常の工夫が詰まっており、他のご家庭にも参考になるポイントばかりです。 楽しく学び続けることが大きな成果に繋がるこのエピソードを、ぜひ皆さんのご家庭でも取り入れてみてください! ■記事執筆 今木智隆 | RISU Japan株式会社代表取締役 京都大学大学院エネルギー科学研究科修了。ユーザー行動調査・デジタルマーケティングのbeBitにて国内コンサルティング統括責任者を経験後、2014年、RISU Japan株式会社を設立。小学生の算数のタブレット学習教材で、延べ30億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムを考案。国内はもちろん、シリコンバレーのスクール等からも算数やAI指導のオファーが殺到している。 〈タブレット教材「RISU算数」とは〉 「RISU算数」はひとりひとりの学習データを分析し、最適な問題を出題するタブレット教材。タイミングの良い復習や、つまずいた際には動画での解説の配信を行うことにより、苦手を克服し得意を伸ばします。 ■『小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法』 文響社より2023年7月6日刊行
構成/HugKum編集部