「びわ湖の日」をPR ローソン、平和堂が記念商品を販売へ
滋賀県の「びわ湖の日」(7月1日)をPRするため、コンビニエンスストア大手「ローソン」(東京)とスーパー「平和堂」(同県彦根市)は記念商品を開発し、発表した。ローソンは近畿地区の店舗約2500店で25日から販売を開始。平和堂は27日~7月1日の期間限定で県内の平和堂など69店舖で販売する。担当者は「琵琶湖への感謝の思いを共有しながら地域に貢献したい」と話している。 びわ湖の日は、「琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」(琵琶湖条例)の施行1年を記念し、昭和56年に制定された。 毎年、県内各地で環境保全活動などが行われ、県産食材を使った記念商品の販売も恒例イベントとなっている。 ローソンが今回開発したのは、「近江牛すき焼きおにぎり」(268円)▽「近江牛コロッケサンド」(354円)▽「近江牛カレーパン」(203円)▽「苺(いちご)のエクレア」(225円)―の4品。 すき焼きおにぎりは近江牛を砂糖やしょうゆなどで甘辛く仕上げ、具にした。近江牛のうまみを味わってもらうため、のりを使用していない。苺のエクレアは、県産苺「みおしずく」のジュレを使用している。近江牛コロッケサンドは、近江牛のミンチをすき焼き風の甘辛い味付けにしたコロッケと食感の良い焼キャベツを具材にしたサンドイッチ。近江牛カレーパンは、近江牛のミンチとごろっとした食感が感じられるようにしたじゃがいも、ニンジンなどを合わせたカレーを包んで揚げたカレーパン。近江牛のうまみと野菜の甘み、カレーのスパイス感が程よく感じられるという。 一方、平和堂が開発したのは2品。タマネギなどの野菜をふんだんに使用した「近江牛入りキーマカレー」(646円)は辛さが控えめで、子供でも安心して食べることができる。 「2層仕立てのこだわりクリームパン」(139円)は、びわこ牛乳や県産小麦「あみんちゅ」を使用。もっちりした食感が特徴という。