ノドの調子が悪い…その後、状態が悪化。 医師「あと一週間遅かったら亡くなっていましたよ。」判明した病とは
小さな幸せが何よりの宝物
しんたろ。さんにとってご家族の存在は生きる理由そのものでした。 「特に闘病中、妻や娘の存在がなければ、ここまで頑張ることはできなかった」と断言できると語ります。 家族はつらいときでもしんたろ。さんにとっての光であり、どれほど厳しい状況でも支えてくれる存在。奥さまは病気と向き合う日々の中で、常にそばにいて、共に悩み、共に喜び、そして共に闘ってくれたのです。 「その強さと優しさには何度も救われました。妻がいなければ、病気と戦う気持ちを保つことは難しかったと思います」 また、幼い娘さんも大きな存在でした。娘さんの笑顔や小さな手を握ったとき「この子のために絶対に生き抜くんだ」と心の底から決意を新たにすることができたのです。 これからの家族との日々について「ただ普通の生活を取り戻したい」と語ります。 「娘と一緒に遊び、妻と笑い合い、当たり前のことを楽しむ、そうした小さな幸せが私にとっては何よりの宝物です。病気を経験したからこそ普通の日々の大切さや、一緒に過ごす時間の尊さが身に染みています」 今後は家族に支えられて生きてきた分、家族を支え、より多くの幸せを共有できるような日々を過ごしたいといいます。そして「どんなに小さなことでも一緒に喜び、困難も共に乗り越えることで、さらに強い絆を築いていきたい」と願っています。
多くの方へ勇気を与えられる存在になる
そして、今後挑戦してみたいことは、まず今進めているYouTubeでの発信を継続し、さらに多くの方へ勇気を与えられる存在になること。 白血病患者としての経験をシェアし、闘病中の方々が「自分も前に進める」と感じられるような内容を提供したいといいます。 「YouTubeでの活動自体が私にとっては新しい挑戦ですが、さらに幅を広げ、病気を乗り越えた後の楽しさや、日々の生活の中で見つける小さな幸せもシェアしていきたいと考えています。それにより病気と闘う人々だけでなく、その家族や支えてくれている方々にも少しでも希望や安心を感じてもらえたらと思っています」と今後の考えを話してくれました。 また体力が回復したら、以前のようにバイクに乗ってツーリングに出かけることもしたいと語るしんたろ。さん。 「自然の中を自由に駆け抜けるあの感覚を再び味わいたいですし、その様子をまた動画にして皆さんと共有できたらと思います。そして、同じ病を乗り越えようとしている方々に『治療が終わったらこんな楽しみも待っているんだ』ということを伝えられればと願っています」 カメラで写真を撮ることも好きなしんたろ。さんは、それも私の人生の大切な一部だと話します。 「美しい風景や、日常の中にある素敵な瞬間を写真に収め、それをフォロワーの皆さんと共有していきたいです。病気の経験から、どんな小さなことにも美しさを見出すことができるようになり、その感覚を一緒に分かち合いたいと思っています」 さらに、家族と過ごす時間をもっと充実させたいといいます。 「娘と遊んだり、妻と一緒に旅行に行ったり、何気ない日常の中にある幸せを大切にし、そこに挑戦と楽しみを見つけたいです」 今後の目標は、こうした挑戦を通じて、闘病生活で得た気づきや学びを少しずつ形にし、皆さんに希望と勇気を伝え続けることです。 風邪だと言われ、後に急性骨髄性白血病との診断を受け、あと一週間遅かったら亡くなっていたかもしれない、と突然告げられたしんたろ。さん。 「こんなことがあるんだ…」と驚いた方も多いでしょう。 それでも「絶対に諦めない」と病気と向き合い、家族の支えもあって乗り越え、退院することができました。しんたろ。さんの投稿から「当たり前の毎日は当たり前ではない」ということを感じさせられます。そして、何気ない日常の中にある幸せを見つけて楽しみ、挑戦をしていくしんたろ。さんの姿に力をもらえた方も多いのではないでしょうか。
ほ・とせなNEWS