ノドの調子が悪い…その後、状態が悪化。 医師「あと一週間遅かったら亡くなっていましたよ。」判明した病とは
「生きていけるんだ」という希望を届けたい
しんたろ。さんは、急性骨髄性白血病と診断された自身の闘病についてSNSで発信しています。それには、同じように急性骨髄性白血病を抱えた方々に「生きていけるんだ」という希望を届けたいという、しんたろ。さんの思いがありました。 急性骨髄性白血病と診断されたとき、当初は未来に対する不安が大きく、どうなるかわからない状況でした。しかし、治療を経て少しずつ前に進む中で「同じような病気で苦しんでいる人々に自分の経験を共有することで、少しでも力になれたら…」と感じるようになったのです。 インターネット上で他の患者さんの体験談を読み、しんたろ。さん自身も勇気づけられていました。そこで「自分自身の経験をもとに発信することに価値があると信じました」といいます。また、万が一しんたろ。さんの命が絶たれてしまったとしても、この記録が残ることで「私がここでどのように生きていたかを誰かに伝えられる」という思いもありました。 「それは、家族や友人、そして同じ病と向き合っている方々に向けた『生き抜こうとする姿勢』の証になると考えています。だからこそ、私は現在X(旧Twitter)やYouTubeを通じて自分の闘病生活を発信しています。それは、ただの記録ではなく、同じ道を歩む誰かへの励ましのメッセージであり、そして自分自身への決意の証でもあります」 SNSでの発信を始めてから、本当にたくさんの温かい応援メッセージがしんたろ。さんに届きました。 「その一つひとつがとても励みになり、どれだけ支えられたかわかりません」といいます。 「入院中は特に孤独や不安に襲われることが多かったのですが、皆さんからのメッセージがそのたびに私の心を温めてくれました。これがなければ、あの時期を乗り越えるのはもっと難しかったと思います」 現在は移植も無事に終わり、退院することができたしんたろ。さん。 今でも多くの方から応援の言葉をいただいており、しんたろ。さんにとって生きる希望やエネルギーを与えてくれる存在となっています。そのため「皆さんからいただいた応援に感謝し、その恩をいつか返したいと思っています。今度は私が皆さんを励まし、前向きな気持ちを伝えられる存在になりたいと感じています」と話していました。 そして「こうして支え合うことで、困難な状況も少しずつ乗り越えていけると信じています」と、支え合うことについての大切さも語ってくれました。