内山靖崇 逆転勝ちで全豪OP本戦王手、熱戦制し予選決勝へ<男子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は8日、男子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク147位の内山靖崇が同233位のA・バレイヨ(パラグアイ)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り予選決勝進出を果たすとともに、本戦入りに王手をかけた。 【トゥロターvsランダルーセ 1ポイント速報】 32歳の内山が同大会に出場するのは予選を含め3年ぶり9度目。2020年と2021年は本戦から出場している。 今大会は予選1回戦で予選第11シードのH・マヨ(フランス)を下し予選2回戦に駒を進めた。 予選2回戦の第1セット、内山は両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第9ゲームで2度目のブレークを許し先行される。 それでも続く第2セット、内山はファーストサービス時に74パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは第8ゲームでブレークを奪い1セットオールに追いつく。 勝負のファイナルセット、両者1度ずつブレークを奪い合い終盤へ。すると第9ゲームでブレークポイントを握った内山が、最後は相手のミスを誘って2度目のブレークに成功。このリードを守った内山が予選決勝進出を果たした。 勝利した内山は2021年以来、4年ぶり3度目の本戦出場をかけ、予選決勝で世界ランク148位のM・クルーガー(アメリカ)と対戦する。クルーガーは予選2回戦で同139位のD・アジドゥコビッチ(クロアチア)を下しての勝ち上がり。
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