50代ひとり暮らしの「居心地のいい家づくり」。“見た目と使いやすさ”を両立する収納
“自分らしさ”を大切にしながら、日々の生活を楽しんでいる人を紹介します。北海道で1LDKの賃貸物件でひとり暮らしをしている、ERIさん(現在50代)のケースです。ここでは、部屋づくりのこだわりや、生活感を出さない収納の工夫などをお聞きしました。 【写真】見た目と機能性を両立した「カゴ収納」を活用
ときにはDIYも。自分らしくインテリアを楽しむ
木のぬくもりが感じられるナチュラルな雰囲気で統一したERIさんの家。築約20年、1LDKの現在の住まいに引っ越してから、「自分が居心地よく暮らせているか」を大事にするようになったそうです。そのきっかけは、どんなことだったのでしょうか? 「現在の家に引っ越してきたときに、家具をほとんど持っていなくて、近所のインテリアショップを見てもなかなか自分の好みのものが見つからず。そんなときに、たまたまある方のブログにたどりつき、『買わなくても自分でつくればいい』というヒントをいただいたことがきっかけで、DIYを始めました。今は自分なりのやり方で、収納やインテリアを楽しめるようになりました」 そこから、部屋の雰囲気に合わせて家具の色を塗り替えたり、リンゴ箱で収納ケースをつくったりと、DIYを楽しみながら部屋づくりをするようになったERIさん。 「手づくりした家具に興味を持ってくださって、DMで『私もつくってみました!』などとメッセージをいただいたときはうれしかったですね。また、顔は出していませんが街中で『もしかしてERIさんですか?』と声をかけていただくことも。驚きましたが、私の発信がだれかの役に立っているのかもと思えたできごとでした」
“生活感を出さない”収納で、心地よさアップ
部屋のアクセントにもなっている、たくさんのカゴ。ここにもERIさんのこだわりがあるようです。 「コード類のような、使用頻度が高いのと同時に生活感が気になるアイテムは、カゴに収納することが多いです。私は、見た目を意識しすぎて使いにくくなってしまったら意味がないと思っていて。その点カゴは、わが家のインテリアになじみながらものも取り出しやすいので、重宝しています」 「こちらのミニテーブルとしても使えるカゴのような、さまざまな用途があるアイテムも好きです。ただインテリアとしてすてきというだけではなく、実用性もあるところにとても魅力を感じるんです」
ESSEonline編集部