「韓国で一生暮らしたり、結婚するメリットがない」日本に移住した30代の韓国人男性が語ったリアル
韓国人男性が感じている“生きづらさ”とは
――海外に移住してまで自分の生活を変えたい人がそんなにもいるとは、少し驚きました。ある意味、生きることへの必死さが伝わってきます。なぜ、そこまでして海外に住みたいと思うのでしょうか。 アルファさん:理由はさまざまですが、今かなり言われているのは韓国人男性の生きづらさです。簡単に言うと、韓国ではフェミニズムの意識が強くなりすぎています。 今から40~50年前、つまり私たちの両親より上の世代が生きてきた時代は、女性の発言権がありませんでした。その反動で、今は女性の声が大きくなっています。 ――日本やそれ以外の国でも、女性の権利意識は高まっていますよね。 アルファさん:もちろん、歴史的に見れば当然の流れですし、女性の権利が増すのは素晴らしい傾向です。しかし、韓国はちょっと行き過ぎていると感じます。
日本に移住する韓国人男性が増えているわけ
――どのような点が行き過ぎているのでしょうか。 アルファさん:無告罪といって、事実でないことを男性に押し付け警察に差し出そうとする女性が増えています。 警察も女性を優先したほうが自分たちの実績になるから、必然的に男性は不利な立場に置かれます。本当に罪があるかないかに関わらず、女性に言われたら男性は一旦警察に行かなければなりません。電車で痴漢の疑いをかけられた場合もそうです。 ――そのような女性たちは、何を目的としているのでしょうか。 アルファさん:お金でしょうね。また、韓国ではここ5年間で離婚率がかなり増加しています。 韓国でも日本同様、離婚すると夫婦の財産を分ける決まりがあります。お金目当てで好きでもない人と結婚し、さっさと離婚しようと考える女性が多いんです。 ――日本にもそういう女性はいなくもなさそうですが、どちらかというとドラマのストーリーを聞いているような、非現実味があります。 アルファさん:そうそう。あまりに現実味がないから「現実はドラマよりひどい」という言葉が生まれたくらいです(笑) ですから、韓国人男性は「韓国で一生暮らしたり、ましてや結婚するメリットがない」と考えるんです。日本に限らず、とにかく海外に出たいという人が増えていますよ。