【K-1】カリミアンが因縁のイストラテと舌戦!「ジャガイモがトーナメントに上がってるのはあり得ない」
12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される格闘技イベント『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~』の前日計量が13日、都内にて行われた。 第13試合の[K-1無差別級/3分3R・延長1R]で対戦するシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)が105.8kg、木村太地(VRK GYM)が114.1kgで計量を終えた。その後の会見でカリミアンは木村ではなく、因縁のあるクラウディオ・イストラテに「ジャガイモが明日のトーナメントに上がってるのはあり得ない」などと挑発し舌戦を展開した。 【フォト&動画】カリミアンと木村の100キロ超ボディ、イストラテとの舌戦も! カリミアンは長年K-1で戦い、初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者に輝くなど活躍したが、直近はイストラテやリュウ・ツァーに敗北。今年10月のイストラテとの再戦では、後頭部にパンチを食らって倒れてしまい、そのまま続行不可能に。勝敗無しに終わった中、無差別級T参戦は決定しなかったがワンマッチに出場となった。イストラテ戦に関してカリミアンは、先月のカード発表会見でもひたすら抗議するなど不満を爆発させていた。 対する木村はK-1アマチュア全日本優勝し、Krush-EXでデビューしたK-1グループ生え抜き。昨年9月、5戦目でBigbangヘビー級王者・坂本英則の王座に挑むと3R KO勝利で奪い取った。しかし今年6月、星龍之介にKO負けで王座陥落。9月にオーストラリアでIKBF世界ヘビー級王座決定戦に臨むもKO負けとなり、この経験を次戦に活かしたいところ。 計量後の会見で木村は「倒す気満々で来てるんで応援お願いします。(フェイスオフでは)向き合う事なくどっか行っちゃったんで、格下に見てるんだろうなと思うんですけど、格下だと思ってる俺にぶっ飛ばされるシナかわいそうかなと思うんで、見ててください」と気合十分。 カリミアンは「明日絶対勝ちます。応援よろしくお願いします、押忍」とコメント。木村については「彼は私の後ろに座ってるのが幸せなんじゃないですか」と相手にしていない様子だ。 木村はカリミアンに対してどんな感情か聞かれ「以前Krushでシナがリング乗り込んだ時に、コイツ興行潰しに来てんだなと思って、自分はK-1愛があるんでムカついたっていうのと、いつか試合したいと思ってたので名乗り出ました」と説明。するとカリミアンはすかさず、「そこはあなたの仕事じゃないから放っといて」と返す。 木村は「言ってきてますけど、自分はただ戦うだけなんで別に煽り合う必要もないと思いますし、自分の力で分からせるだけですね」とした。 また、カリミアンはイストラテの計量の際に罵声を飛ばすなどしていたが、イストラテに何を思っているのか質問されると、「(イストラテを指して)ジャガイモが明日のトーナメントに上がってるのはあり得ない。明日の相手の山口(翔大)君に強いローキックを蹴り続けられると思うので気をつけなさい。(山口君は)キックも体も強いしあなたは勝てない」と挑発、イストラテも立ち上がり激怒して言い合った。 カリミアンは木村など眼中に無いといった様子だったが、明日の試合はどうなるか見届けたい。 <計量結果> ▼K-1無差別級/3分3R・延長1R シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)→105.8kg vs 木村太地(日本/VRK GYM)→114.1kg