井上尚弥のイブ決戦相手のグッドマンが左目上を怪我…試合は中止か?
プロボクシングのスーパーバンタム級の4団体統一王者の井上尚弥(31、大橋)が24日に有明アリーナで対戦する予定だったIBF&WBO同級1位のサム・グッドマン(26、豪州)が来日直前のラストスパーリングで左目上を流血カットしたことが14日、明らかになった。 CODEスポーツのブレンダン・ブラッドフォード記者がXで伝え、豪州のフォックスなどでライター、ディレクターなどをしているベン·デイモン氏が左目上をざっくり切った証拠写真を報じた。流血は激しく、この写真を見る限り、傷はかなり深いため、約10日後に迫った防衛戦のリングに上がるのは不可能と考えられる。 ブラッドフォード記者は「中止」と報道。デイモン氏は、「グッドマン陣営は試合の延期を主張している」と伝えた。 興行のセミファイナルでは、WBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)の防衛戦も組まれているが、時間的にみて代役の挑戦者を探すのは不可能な状況。 5月6日に東京ドームで開催されたルイス・ネリ(メキシコ)の際には、計量失格が予想されたため、代役のTJ・ドヘニー(アイルランド)を用意していたが、今回は、怪我のハプニングなど当然、想定をしていなかった。 大橋陣営は、メインイベントの井上とグッドマンの試合が不可能な場合、24日の興行は、キャンセル、延期する方向だという。 グッドマンは16日の早朝に来日予定だった。 【映像】「井上尚弥を終わらせる」と豪語したラミレスが世界戦で6回棄権した衝撃シーン
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