【50代のお正月太り解消!】顔のたるみ解消! 背中の「さぼり筋」を目覚めさせて引き上げる
スキンケアやマッサージを頑張っても、顔のたるみも大顔なのも、なかなか改善しない……。その隠れた原因となるのが、実は背中の筋肉の衰えなのだとか。そこで、「ほぐす」「伸ばす」「強化する」の3ステップで背中を効果的に鍛えて顔のたるみを改善する「ゆる筋トレ」を、人気パーソナルトレーナーのKAORUさんに教えていただいた。
「顔がたるんできた」「顔が大きく見える」という2大悩みは、背中の「さぼり筋」が隠れた原因だった!
顔のたるみの隠れた原因が、実は背中にあると話すKAORUさん。その理由を伺った。 「スマホやパソコンを見ることが多い現代の生活では、もともと猫背になりやすいので背中の筋肉が使われず衰えてしまいがち。 つまり、背中の筋肉は、使われずに怠けている“さぼり筋”。背中の筋肉がサボっていると背中を真っすぐに立たせることができないので猫背が慢性化し、首が前に出るので顔が下に引っ張られて、たるんでしまうのです。猫背で首が前に出ると首が短くなるので、顔が大きく見える原因にもなります」(KAORUさん) では、改善するには? 「まずは使われずに硬くなっている背中の“さぼり筋”をほぐし、次に背中、肩、お腹までを伸ばすストレッチをして、背中の筋肉が動きやすい状態に整えます。 そのうえで背中の筋肉を強化するトレーニングをすると、効果的に背中が鍛えられます。 背中が真っすぐに起こせるようになることで首が伸び、たるみが改善しやすくなるだけでなく、小顔効果も得られます。もちろん、背中の贅肉もすっきりして引き締まり、見た目が若々しくなりますよ」 以下が、KAORUさんおすすめの3STEPの「ゆる筋トレ」。さっそくトライしてみて。
《STEP1「 ほぐす」》 背中ほぐし
① あお向けになって両膝を立て、背中にフォームローラーを当てて、上体を起こし、両手を頭の後ろで組む。 ※フォームローラーは、筋膜リリース用のローラーならなんでもOK。ない場合は、細長いステンレスボトルなどにバスタオルを巻いて円柱状にして使ってもOK。