体を縦に動かしてフォームローラーを転がし、背中をほぐす

② 体を縦に動かしてフォームローラーを転がし、背中をほぐす。5往復以上行おう。 《STEP2 「伸ばす」》 背中～肩～お腹を伸ばすアームサークル

右側を下にして横向きに寝て、右の脇の下にフォームローラーを当てる

① 右側を下にして横向きに寝て、右の脇の下にフォームローラーを当てる。両膝を軽く曲げ、左腕を真っすぐ前に伸ばす。手のひらは下に向けよう。

左腕を頭のほうへと動かしていく

② 左腕を頭のほうへと動かしていく。

腕が真上に行ったら、手のひらを上に向けて腕を後ろに回していく

③ 腕が真上に行ったら、手のひらを上に向けて腕を後ろに回していく。腕が下に行ったら、手のひらを下に向けて腕を前に戻す。上回しが終わったら、下からの逆回しも行う。

③の、回した腕が前に戻ったところから、今度は腕を下から後ろに回す

④③の、回した腕が前に戻ったところから、今度は腕を下から後ろに回すが、このときは手のひらを下にする。手が斜め上に行ったら胸を開き、手のひらを上にして頭の上まで持っていく。真上からはまた、手のひらを下に向けて前に戻す。③と④を1セットにして、左右それぞれ5回行おう。 《STEP3 「強化する」》 背中を鍛えるスワンダイブ

うつ伏せに寝て両脚を開く

① うつ伏せに寝て両脚を開き、つま先まで脚全体を伸ばすように意識して、両ひじを曲げ、手のひらを下にして顔の横に置く。

息を吸いながら、ひじで床を押して背中に力を入れ、上体を起こしていく

② 息を吸いながら、ひじで床を押して背中に力を入れ、上体を起こしていく。

息を吐きながら、背中で体を支えて、つむじを高い位置に引き上げるイメージで上体を起こす

③ 息を吐きながら、背中で体を支えて、つむじを高い位置に引き上げるイメージで上体を起こす（無理に高く起こさなくてOK）。①～③をゆっくりと3回。

最後に正座をして、上体を前に倒して両手を前に伸ばし、背中から上半身全体をグーッと伸ばす

④ 最後に正座をして、上体を前に倒して両手を前に伸ばし、背中から上半身全体をグーッと伸ばす。 この3STEPを毎日続けて、キュッと引き上がったフェイスラインを取り戻して。 【教えてくれたのは】 KAORUさん パーソナルトレーナー、姿勢アナリスト。Apro ACADEMY・STUDIO Apro主宰。指導歴40年。61歳。“姿勢で人生を変える”をテーマに指導を行う。姿勢に関する分析をホリスティックに行う独自のメソッドは、多くのファッション誌・フィットネス情報誌で紹介されている。自身、還暦とは思えないウェルネスな姿勢美は、まさに日々のエクササイズの賜物。近年、スタジオワークのかたわら、後進の指導や著作活動、オンライングループレッスンやイベントを通して、多くの人たちにそのメソッドを発信中。著書に『テニスボールダイエット』（幻冬舎）、『自分で整体ストラップ』（講談社）、『テニスボールでほぐす！のばす！やせる！』（扶桑社）などがある。 撮影／藤澤由加　ヘア＆メイク／田代ゆかり（Happ’s)　取材・原文／和田美穂