自称“日本一強いアナウンサー”が、チャイナドレス姿で瓦割りをする意外な理由。幼少期のいじめを乗り越えて
いま、自称“日本一強いアナウンサー”として話題になっているフリーアナウンサーの堀江聖夏さん。SNSで公開した「チャイナドレス姿で“瓦割り”をする動画」が大きな反響を呼んだ。 堀江さんは空手黒帯。小学校1年生の頃から空手を始めたそうだが、これまでに公開した瓦割りの動画の中には、なんと4000万回再生を超えるものまである。 ⇒【写真】堀江さんの“アスリート顔負け”のふくらはぎ そんな彼女は、アナウンサー業以外にも訪問型の保育事業を手がける会社を経営するなど、多方面で精力的に活動している。 学生時代のエピソードや瓦割り動画に目覚めた理由、将来のことなどについて堀江さんに話を聞いた。
小学4年生から芸能の世界へ
堀江さんは、小学4年生の時にバラエティ番組「ザ!世界仰天ニュース!」(日本テレビ系)の再現VTRに出演し、芸能界入りを果たした。 「歌ったり踊ったりするのが好きだったので、学生時代から芸能活動に力を入れてきました。小学生の時は、浅草花やしきを拠点にした『花やしき少女歌劇団』や、『AKB48 チームB 研究生』といったアイドルグループに所属していましたし、中学生からは歌手を目指してエイベックス・アーティストアカデミーに通っていました。 高校時代には下北沢の本多劇場でミュージカルに出演するなど、表舞台に立つことが多かったなと感じています」(堀江さん、以下同)
いじめで不登校になったとき、祖母の言葉が支えに
しかし、幼少期には同級生からいじめを受け、一時は不登校になるくらいの苦痛を経験したこともあるという。 「小学生から芸能活動を始めたのもあり、周囲からはちょっと“目立つ”存在だったんですね。テレビに出た次の日からいじめが始まって。自分の机や椅子がなくなったり、休み時間も無視されたりと、蚊帳の外に置かれたような感覚でした」 そんななか、心の支えになったのが祖母の存在だったと堀江さんは続ける。 「学校に行くのが辛くなってしまった時期に、祖母から『いじめっ子にウジウジしないで、学校に行って自分の好きなことをして過ごせばいいのよ。そうすれば、いじめている方も面白くなくなるから』と背中を押してもらったんですよ。そのときに祖母の力強さやたくましさを感じましたね」 自分の好きなことは何なのか。自問自答するなかで、堀江さんは小学1年生から始めた「空手」と「絵」という答えにたどりついた。 「いじめを受けながらも、自分の好きなものを見つけ、それを強みに変える。自分の好きなことに没頭している瞬間は、周りを気にせず集中できるので、それが自分の武器になると思ったんです。そう確信できたのは祖母のおかげで、今でも本当に感謝しています」