大谷翔平が2年連続3度目のMVP 「指名打者専任」で史上初!
ドジャースの大谷翔平選手が日本時間22日にナ・リーグMVP(最優秀選手)を受賞しました。 【画像】フルスイングをするドジャースの大谷翔平選手 MVPは全米野球記者協会(BBWAA)の記者30人の投票で決定され、大谷選手はドジャース移籍1年目で受賞。昨季までプレーしたエンゼルス時代を含めて、2年連続3度目となります。これで両リーグMVPはフランク・ロビンソン(1961年レッズ、1966年オリオールズ)以来史上2人目。またア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が選ばれ、ともに満票での受賞でした。 今季ケガのため打者に専念した大谷選手は、54本塁打、59盗塁の成績でMLB史上初となる50本塁打・50盗塁の「50-50」と歴史的快挙を達成。さらにメジャー挑戦から7年目で初のワールドシリーズに進出し、チームの4年ぶり8度目の世界一に貢献しました。「指名打者専任でのMVP受賞」は史上初の快挙です。 大谷選手はポジションごとに最も優れた打者に贈られる『シルバースラッガー賞』に指名打者部門で選出。また最も活躍した指名打者に贈られる『エドガー・マルティネス賞』、最強打者に贈られる『ハンク・アーロン賞』、ファンと専門家の投票によって決定される『オールMLBファーストチーム』の指名打者部門も受賞し、今季は昨季の11冠を上回る“12冠“に輝いています。 ▽2024年の主な獲得タイトル(日本時間11月22日時点) ・ナ・リーグ本塁打王(54本塁打) ・ナ・リーグ打点王(130打点) ・ナ・リーグ9月MVP(26試合 打率.393 10本塁打 32打点 16盗塁) ・ESPY賞最優秀MLB選手(4年連続) ・米専門誌 年間最優秀選手 DH部門(3年ぶり2度目) ・選手間投票によるナ・リーグMVP ・正力松太郎賞 特別賞(2年連続3度目) ・シルバースラッガー賞ナ・リーグDH部門(2年連続3度目) ・エドガー・マルティネス賞(4年連続4度目) ・ハンク・アーロン賞(2年連続2度目) ・オールMLBチーム DH部門 ファースト(2年連続3度目) ・ナ・リーグMVP(ア・リーグでは2度受賞)