現役ドラフト オリックスへ移籍の西武・本田圭佑がファンに感謝「初勝利のお立ち台の景色は今でも忘れません」
プロ野球・現役ドラフト(9日、非公開)日本野球機構(NPB)は、現役ドラフトでの12球団の指名獲得選手を発表。西武・本田圭佑投手(31)が、オリックスに移籍することが決まった。なお西武は、ロッテから平沢大河内野手(26)を獲得した。 9年間過ごした西武から新天地への移籍が決まった本田は球団を通じて、以下のコメントを発表した。 ◆本田圭佑 「2015年のドラフト会議でライオンズに指名してもらわなかったら、自分はプロ野球選手になることができなかったと思います。入団後、チームに貢献できない期間が長かったにも関わらず、9年間もライオンズで過ごすことができて感謝の気持ちでいっぱいです。ライオンズでプレーすることで恩返しができると思っていたので、それができないことは残念です。初勝利した試合でのお立ち台の景色は今でも忘れません。19年に先発としてリーグ優勝できたことやビールかけは良い思い出です。中継ぎになってからは、タオルを掲げてくれたり、マウンドに向かう自分に声援を送ってくださるファンの皆さまは、とても心強く、ライオンズファンの素晴らしさを実感していました。新しい環境でプレーする機会を与えてもらったことは、自分の野球人生にとってプラスになることばかりだと思います。しっかりベストを尽くして、チームに貢献し、獲得して良かったと思ってもらえる活躍をしたいと思います」 ◆広池浩司球団本部長 「本田投手は入団から9年間、チームのためにさまざまなポジションで勝利に貢献してくれました。今年はうまくいかないところもあったと思いますが、新天地でも活躍できる力を十分に持っていると思います。オリックスでも、がんばってほしいです。平沢選手については、内野だけでなく外野にもチャレンジしており、ロッテでは一軍に定着できませんでしたが、ドラフト1位で入団している素晴らしい素材の選手です。環境が変われば、一気に花開く可能性を秘めています。期待しています」