パフォーマンス向上だけでなく装備もアップデート! 三菱 アウトランダーPHEVがマイナーチェンジ
大ヒットSUVがデビュー4年目にして初の大幅改良
三菱の誇るフラッグシップモデルであり、先進的なPHEVシステムを搭載したプレミアムSUVとして人気を博しているアウトランダーPHEV。現行モデルは2021年に登場し、日本のみならず世界的な大ヒット作となっており、SUVタイプで4WDのPHEV車としては、2024年9月時点で世界No.1の販売台数を誇る。 【画像】マイナーチェンジした三菱アウトランダーPHEVのインテリア(海外仕様) そんなアウトランダーPHEVが、現行モデル登場以来の大幅改良を受けた。 今回の大幅改良で目玉となるのは、なんといってもパワートレインの性能向上だろう。駆動用バッテリーを刷新することで、欧州仕様ではWLTPモードでのEV航続距離が80km超となり、最高出力も約20%向上した。改良前の現行モデルでも、総合航続距離が1000kmオーバー、モーター出力がフロント85kw/リヤ100kwと一線級の高性能を誇ったアウトランダーPHEVだけに、今回の改良でさらなる性能向上に期待が高まる。 また、4輪の駆動力や制動力をそれぞれ独立して電子制御する三菱独自の機構、「S-AWC」の最適化や、サスペンションの改良、さらには新タイヤの採用なども行われ、全面的な走行性能の向上が期待できる。 装備面にも抜かりはない。ナビゲーションシステムは従来の9インチから12.3インチまで大型化され、コネクティッドサービスも拡充されている。また、オーディオシステムを新たにヤマハと共同開発。シートベンチレーターも新たに追加され、より便利で快適な車内空間が実現されている。 価格などの詳細は未定だが、国内では今秋の発売が予定されている。 独自の魅力はそのままに、全方位で魅力を強化してきた新型アウトランダーPHEV。発売が待たれる1台だ。
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