東大生は常に考える。「台湾の女性用トイレは男性用の3倍あるから混雑しないのに、日本はどうしてそうしないのか?」
Xでのコメント
まず、「台湾の女性用トイレは男性の3倍である」という情報について、「ちょっと調べたけれど出てこなかった」「軽く調べたけれどそれらしい記事出てこないんだけど」といったコメントが複数ありました。 もしみなさんが調べる側であったなら、ちょっと調べただけで諦めない方がいいと思います。ましてや、それを他人に言ってあなたの評価が上がることはありません。「ちゃんと調べた?そもそも日本語で調べたんじゃない?台湾語で調べないと出てこないでしょ」などと言われ、恥をかくことになります。 実際に、台湾人の方数名がこのトイレに関する3倍ルールを調べ、ぼくの投稿に貼ってくれました。 また、女性用トイレが広くなっていない理由として、「男女平等だから」「同じにしないと男女平等じゃないと怒る人がいるから」などの意見もありました。 この場合、平等より公平の方が大事だと思うし、そんなことで怒る人がいるとは思えませんが、コメントする人は男女のトイレが同じでないと嫌なのかもしれません。 しかし、女性は必ず個室に入らなければならないので、男性より時間がかかるのは間違いありません。さらに、コメントを読むまで気づきませんでしたが、「女子の服は面倒なのがあったり、ストッキングを直したり、緊急事態があったり」するため、時間がかかることがあるようです。女性用トイレを広く(個室の数が多く)作る方が合理的ではないでしょうか。 数は多くありませんが、「女はトイレをするのが遅い」といった目を疑うような意見もありました。 ただ、最も多かったのは「スマホをいじっているから長い」という意見でした。ネイルがスマホに当たっている音などで判断しているようですが、男性でもスマホの操作でトイレの滞在時間が長くなっている人がいるので、性差はないように思います。これについては、スマホをいじらなくするナッジを考えることで解決できるかもしれません。 ぼくは日本大学で建築を学んでいたので、当時の友人に女性用トイレの行列について意見を聞くことにしました。 ▶続きの【後編】を読む▶東大生同士の議論でも、Xをまきこんでの議論でもはっきりした結論にいきつけなかったさんきゅう倉田さん。建築関連の職種に就いている友人たちに意見を求めることに。女性トイレの行列問題の解答は導き出せるのでしょうか?
元国税芸人 さんきゅう倉田