Copilot in Windowsを使ってメールのひな型/下書きをつくる
最新のWindowsに標準で搭載されている生成AI活用のアシスタント機能「Copilot in Windows」を使えば、日々の事務作業で発生する手間を減らせる場合がある。今回は同機能の基本的な活用例として、ビジネスシーンなどで利用できるメールのひな型や下書きを作成してみよう。 【画像で見る】プロンプトに「クライアントと打ち合わせの日程を調終するためのメールの離型を作成してください」と入力して送信した
Copilot in Windowsを起動する
今回は、基本的な操作に近いので、改めてCopilot in Windowsの起動手順をおさらいしよう。「Copilot」キーがある「Copilot+PC」を使っているなら、同キーを押す。タスクバーに表示されるCopilotアプリのアイコンを選択すれば起動できる。デスクトップ画面の右端に「Copilot in Windows」のアプリウィンドウ(サイドバー)が表示されるはずだ。 Copilot in Windowsの画面の下端には、チャットツールのようなテキストボックスが表示される。ここに質問や指示(プロンプト)を入力する。
メールのひな型をつくる
Copilot in Windowsでは「会話のスタイル」を選択できる。好みで選んで問題ないが、今回は「より厳密に」を選んだ。プロンプト例として、「クライアントと打ち合わせの日程を調終するためのメールの離型を作成してください」と入力し、送信アイコンをクリックした。 これでCopilot in Windowsが、指示通りにメールのひな型を生成してくれた。生成されたテキストの必要な部分をコピーし、使用しているメーラーのエディタ部分にペーストしてから細部を編集することで、手入力の手間を削減できるだろう。 なお、こうした操作が特に有効なのは、普段あまり送信しないメールを作成する際だ。例えば、「営業の打ち合わせのメールに対して断りの返事を入れる」「転職の連絡に対して返事をする」「数年ぶりに連絡する相手に打ち合わせの相談をもちかける」など、自力で文面を考えるのに時間がかかりそうな場面で、活用を検討してみるといいだろう。