フェネルバフチェの中盤強化を目指すモウリーニョ監督…マティッチとの“4度目の再会”を希望か
フェネルバフチェを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、リヨンに所属する元セルビア代表MFネマニャ・マティッチの獲得を希望しているようだ。8日、フランスメディア『フット・メルカート』が伝えている。 現在36歳のマティッチは、2004年に母国セルビアのFKイェディンストヴォ・ウブでプロデビュー。MFKコシツェでのプレーを経て、2009年8月にチェルシーへと加入した。フィテッセとベンフィカで活躍し、2014年1月にチェルシーに復帰すると、モウリーニョ監督の信頼を勝ち取って不動のレギュラーに定着。2017年7月に完全移籍したマンチェスター・ユナイテッドでは、在籍した5年間で公式戦189試合出場4ゴール9アシストを記録し、2022-2023シーズンからは契約満了に伴い、ローマへと活躍の場を移した。しかし、2023年8月に加わったレンヌではクラブとの関係悪化により半年で退団を決意。2023-2024シーズンの途中から加入したリヨンでは、公式戦19試合に出場した。 これまでチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ローマの3クラブでモウリーニョ監督の指導を受けてきたマティッチ。『フット・メルカート』によると、ポルトガル人指揮官は新たに率いることとなったフェネルバフチェの中盤強化を目指しており、マティッチの獲得を画策しているという。 一方で、同選手とリヨンの現行契約が2026年まで残っていることも強調。移籍が実現した場合は、モウリーニョ監督とマティッチにとって“4度目の再会”となるが、果たして具体的な話は進行していくのだろうか。
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