西郷真央が『65』で今季6度目のトップ10入り「チャンスメークができていた」
<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇29日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71> スライスの特効薬 畑岡奈紗の“ドラテク”【写真】 ツアールーキーの西郷真央が6バーディ・ボギーフリーの「65」。トータル14アンダー・4位タイで大会を終えた。トップ10入りは、8月のメジャー「AIG女子オープン」(全英)に記録した8位タイ以来、今季6度目。ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得へ、視界良好だ。 優勝したジャスミン・スワンナプーラ(タイ)が「61」をマークするなど、伸ばし合いの展開となった最終日。西郷も5番でバーディを獲得すると、後半は3連続を含む5つのバーディ。着実にスコアを伸ばしていった。「きょうもきのうに引き続きショットが安定していた。すごくチャンスメークができていたので、そこは良かった」と、大会を中継したWOWOWのインタビューで振り返った。 課題に挙げたのはパッティング。「前半もバーディチャンスはすごく多かったんですけど、 パッティングで決めきることができず、少しフラストレーションが残るプレーだった。もったいないパットが本当に多かったので、そこが(優勝に)届かなかった原因かな」と、反省も忘れない。 米女子ツアーは、2週間後からアジアシリーズに突入する。初戦は10月10日に開幕する「ビュイックLPGA上海」。その後は日本開催の「TOTOジャパンクラシック」(10月31~11月3日)も控えている。「アメリカとは環境がガラッと変わると思いますが、その環境に自分がしっかり合わせて、いいプレーができるように。まずは1勝できるように残り試合を頑張りたいです」。 初勝利の瞬間もそう遠くはない。