大人も泣ける恋愛映画5選!
今を生きようとする2人に感動!『きっと、星のせいじゃない。』
末期がんを患う17歳のヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)はしぶしぶ参加したガン患者の集会で、骨肉腫を克服した18歳のガス(アンセル・エルゴート)と知り合う。ガスはクールなヘイゼルに恋心を抱き、ヘイゼルもまた楽しくてセンスの合うガスに惹かれるが……。 世界中でベストセラーとなったジョン・グリーンの小説を映画化。シビアな状況で展開するボーイ・ミーツ・ガールのストーリーだが、お涙頂戴に陥ることは決してなく、ベースにあるのは力強いユーモアと失われることのない主人公たちの輝き。同情に背を向け、等身大の今を生きようとするヘイゼルとガスの姿に涙が止まらなくなる。
ティモシーの美しい涙に泣かされる!『君の名前で僕を呼んで』
家族に連れられて避暑地にやって来た17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、そこで24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)に出会う。一緒に時間を過ごすうち、エリオはオリヴァーに特別な思いを抱き、オリヴァーもまたエリオを愛おしく思うようになるが……。 80年代の美しい北イタリアを舞台に、ひと夏の情熱的な恋を情感たっぷりに描写。ぎこちない出会いを経て、恋心を抱き合い、やがて秘めごとを共有するようになる者同士の胸の高鳴りが、恋と青春を知るすべての者に響いてくる。ほろ苦いラストシーンまでティモシー・シャラメがみずみずしく、彼の美しい涙に泣かされる大人は多いはず。
優しい涙が止まらない!『シェイプ・オブ・ウォーター』
政府の極秘研究所で働く清掃員のイライザ(サリー・ホーキンス)は、所内で不思議な生き物を目撃。魚のような外見を持つ“彼”に心を奪われ、こっそりと会いに行くようになる。やがて心を通わせ合うようになる2人だったが、“彼”には残酷な運命が待ち受けていて……。 名匠ギレルモ・デル・トロが監督・脚本を務め、アカデミー賞で作品賞、監督賞などを受賞したファンタスティックなラヴストーリー。声を発することのないイライザと異形の存在の魂の交感が美しく描かれていく一方、赤裸々な性表現も。大人への目配せと美学が詰まった作品であり、優しい涙が止まらなくなる展開が待ち受けている。