大人も泣ける恋愛映画5選!
“幸せ”の崩壊に涙する……!『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
50年代アメリカ、郊外の閑静な住宅街で理想的な家庭生活を送るフランク(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)。だが、どこか人生の閉塞感を抱く2人はやがてボタンの掛け違えを実感し、“幸せ”の崩壊へと突き進んでいく。 ディカプリオとケイトが『タイタニック』以来の共演で夫婦を演じ、ケイトの当時の夫であるサム・メンデスが監督。アメリカが夢に描いたような暮らしを謳歌しながら、人生のモヤモヤに静かに苛まれ、蝕まれていく主人公夫婦の姿がどうしようもなく苦い。その苦味は大人にこそ分かるものだろうし、映画の中の彼らが痛みを感じる分だけ泣けてくる。
毎日恋に落ちる2人にときめく!『50回目のファースト・キス』
ハワイに暮らす獣医のヘンリー(アダム・サンドラー)は、朝のカフェで出会ったルーシー(ドリュー・バリモア)と意気投合。翌朝も2人で会うことを約束するが、やって来たルーシーはヘンリーにそっけない態度を取り、初めて会ったかのような反応を見せる。 記憶を1日しか保つことができない記憶障害の女性と、彼女への愛を一途に貫く男性のラヴストーリー。日本でも山田孝之と長澤まさみの共演でリメイクされた。真剣な付き合いをしてこなかったヘンリーが初めて真実の愛を知り、彼女のために生きようとする姿に号泣。毎日告白し、毎日恋に落ち、毎日ファースト・キスをする2人にときめかされる。
文=渡邉ひかる text:Hikaru Watanabe