【動画】29日の天気 - 危険な暑さ続く 40℃に迫る所も 北日本では激しい雨 東北は災害に厳重警戒（28日19時更新）
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月曜日は北海道や東北で雨となり、激しく降る所がありそうです。東北を中心にこれまでの記録的な大雨により災害の危険度が高まりやすくなっています。少しの雨でも災害に厳重な警戒が必要です。西日本や東日本は強い日差しが照りつけて危険な暑さが続きます。35℃以上の地点が続出となり、東京都心も37℃、前橋や京都で39℃など、内陸を中心に40℃近くまで上がる所もあるでしょう。涼しい場所で過ごし、できるかぎりの暑さ対策を心がけてください。
北日本は低気圧や前線の影響で雨の強まる所がありそうです。北海道は低気圧の通過に伴って、午前中を中心に活発な雨雲のかかる所があるでしょう。東北北部も午前中から雨が降りやすく、次第に南部にも雨雲が広がる見込みです。大気の状態が不安定で、激しい雨の降る所がありそうです。
月曜日の夕方にかけて予想される雨の量（多い所）は、東北で120ミリ、北海道で100ミリとなっています。土砂災害や、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。川や山、崖からは離れた安全な場所で過ごすようにしてください。東北では火曜日にかけても大雨となる所がありそうです。
西日本や東日本は高気圧に覆われて、夏空が広がります。強い日差しが照りつけて、日中は35℃以上の猛暑日になる所が続出となり、前橋や、熊谷（埼玉）、浜松（静岡）、京都などでは39℃と、関東や東海、近畿の内陸を中心に40℃に迫る危険な暑さが予想されます。東京も37℃の予想で、鹿児島でも38℃と、記録的な高温となりそうです。熱中症警戒アラートが東日本と西日本の広い範囲に発表されています。日中の外出は避けて、涼しい場所で過ごすなどの対策が必要です。
朝にかけても気温が下がりにくいため、エアコンを使うなどして朝晩も熱中症には十分にお気をつけください。湿度も高く、体にこたえる暑さが続いています。睡眠や食事もしっかりとるなどして、体調を崩さないようにご注意ください。
高気圧が強いため、夕立や雷雨があるのは、関東の山沿いのごく一部となりそうです。ただ、北陸は夜から雨雲が広がっていき、局地的に雨の強まる所があるでしょう。 （気象予報士・及川藍）
