ブライトンが王者マンCに2-1逆転勝ち 三笘薫は左サイドで躍動、同点ゴールの起点に
<プレミアリーグ:ブライトン2-1マンチェスター・シティー>◇第11節◇9日◇アメリカンエクスプレス・スタジアム 【写真】勝ち越し点を奪ったブライトンMFオライリー ブライトンの日本代表MF三笘薫(27)はホームのマンチェスター・シティー戦に先発出場し、チームは2-1で王者相手に逆転勝利を収めた。 前半23分にマンチェスターCのFWハーランドに先制点を許したが、後半33分に三笘のプレーから最後は途中出場のFWジョアン・ペドロが押し込んで同点に追い付き、同38分に同じく途中出場のMFオライリーが勝ち越し点を奪った。 0-1の後半33分、左サイドでDFファンヘッケのロングフィードを受けた三笘が右足アウトサイドで折り返した。これは相手にはね返されるが、こぼれ球に素早く反応した三笘が再び折り返すと、ゴール前の混戦から最後はジョアン・ペドロが右足で押し込んだ。その瞬間、先制点を決めたマンチェスターCのハーランドは怒り叫んだ。 その5分後には逆転。中央突破からジョアン・ペドロの縦パスに抜け出したMFオライリーが左足で冷静に押し込んだ。オライリーはセルティックから加入後、プレミア初ゴールとなった。 三笘は2-1の後半45分までプレー。笑顔でピッチを退いた。追加タイムは9分。猛攻を受け、自陣ゴール前のポジション争いでハーランドとファンヘッケがもみ合い、両者にイエローカードが出された。その直後に試合は終了した。 ブライトンはプレミアリーグでのマンチェスターC戦で2度目の勝利。一方、痛恨の逆転負けを喫したマンチェスターCのグアルディオラ監督はキャリア初の公式戦4連敗となった。