「経験をもたらす補強」 バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンのMFヨシュア・キミッヒの動向を注視?「カサドの登場に…」
バルセロナが、バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表MFヨシュア・キミッヒの動向を注視しているようだ。スペインメディア『Mundo Deportivo』が、現地時間23日に報じている。キミッヒの契約は、2025年6月30日までとなっており、今後の動向に関心が集まっている。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 29歳のキミッヒは、来夏に契約が満了を迎えるものの、契約延長の交渉は停滞しており、フリートランスファーで移籍する可能性が生じている。『スカイスポーツ』のフローリアン・プレッテンベルク記者によれば、バイエルンはキミッヒに最後通告を出し、1月初旬までに決断を下すよう求めている模様。そこでボランチや右SBとして質の高いプレーが披露できるキミッヒに注目しているのがバルセロナだという。 同メディアは「マルク・カサドの登場によりバルセロナのキミッヒへの関心は若干低下したが、右SBとしても機能するドイツ人MFは、依然としてバルサの視界に入っている。ハンジ・フリックは、バイエルンとドイツ代表でキミッヒを指導していたため、クラブの給与規模に合致するのであれば、同胞の獲得を望んでいる」と報じている。 続けて「現在のバルサは非常に若く、未来のある中盤の選手たちを擁しているが、キミッヒの加入は、シーズンの前半に結果を維持するために欠けていた経験をもたらす補強となるだろう」と見解を示している。選手登録問題を未だに解決できていないバルセロナだが、来夏に問題をクリアし、キミッヒがフリーでの退団となった場合は、獲得に名乗りをあげることになる可能性もありそうだ。
フットボールチャンネル編集部