日本で1番「米の生産量」が多い都道府県はどこなのか 200人に聞いた結果、全体の約7割が正解
日本で1番「米の生産量が多い都道府県」はどこかご存知でしょうか。 今回アンケートを取ったところ、全体の約7割が知っているという事実が判明しました。 ◆【写真2枚】米の生産量の都道府県ランキングTOP10を見る 記事後半では、日本で1番「米の生産量が多い都道府県」の経済面について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で1番「米の生産量」が多い都道府県についてアンケートを取ってみた
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女200名を対象に、「新潟県」「北海道」「秋田県」「山形県」のうち、「米の収穫量が1番多い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の約7割が新潟県と回答。 次に多かったのが19%の北海道。そして10%の秋田県、5%の山形県という順番になりました。 信濃川や阿賀野川などの河川から運んだ肥沃な土壌があり、米どころとして有名な新潟県。農業大国・北海道よりも多くの票数を獲得しました。
都道府県別の米の生産量を見てみる
農林水産省が公表した「作物統計調査」によると、日本で1番米の収穫量が多い都道府県は新潟県。収穫量は59万1700トンとなっています。 次に多かったのが北海道の54万200トン、秋田県の45万8200トン、山形県の35万9300トン。米どころ新潟県が北海道に約5万トンの差をつけています。 ちなみに、米の生産量が1番少ない都道府県は東京都の465トンでした。1位の新潟と比較すると、59万トン以上の差があることが分かります。
新潟県の1人当たりの県民所得は約291万円
ここからは、日本で1番米の収穫量が多い新潟県について説明します。 日本海沿岸のほぼ真ん中に位置する新潟県は、朝日山地、飯豊山地、越後山地など、1500m~2000m級の山々に囲まれています。全国5位の1万2854平方キロメートルの面積に、210万3696人が暮らしています(2024年7月1日時点)。 そんな新潟県の2021年度の県内総生産は、名目8兆9735億円。県民所得は6兆3540億円、1人当たりの県民所得は291万9000円でした。 いかがでしょうか。今回は新潟県について紹介しました。 ●調査概要 ・調査日:2024年8月15日 ・調査人数:200人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・農林水産省「作物統計調査」 ・新潟県「新潟県の概要」 ・新潟県「新潟県の推計人口」 ・新潟県「令和3年度県民経済計算の概要を公表します」
小野田 裕太