アヘン戦争から184年 今や世界屈指『産業用大麻』生産国・中国 生産者は収入激増 日本では利用緩和も
■大麻を使ったフェイスパックにシャンプーやビールも
例えばこんな製品にも。 【雲南穀益農業開発有限公司 李如敏社長】「これは大麻を使ったフェイスパックです」 医薬品の原料オイルや化粧品、シャンプーからビールまで、大麻を原料にした商品がずらりと並びます。 食用・大麻の種を試食。(※有害物質を含まない食用ヘンプシード) 【沖本有二特派員リポート】「落花生やくるみのようなすごく栄養分豊富な味がします」 【雲南穀益農業開発有限公司 李如敏社長】「違法薬物や身の安全を脅かすような事件は一度も起きていません。日本は先進国で規範的だし、人間ができているので、悪用しないでしょう」
■職人には懸念も 「技術のない人達が増えていくのはどうかなと」
日本でも始まった大麻の産業利用推進の流れ。大麻を育て繊維を作る職人谷川原さんはこの動きをどうとらえているのでしょうか。 【谷川原さん】「(以前は)いろんな制限を受けて、容易に道からは見えない場所とか、あと監視カメラをたくさんつけたりとか。そもそも僕が撒いてる種は、薬理成分がもう全然含まれていない(種類の)種なので。自分の栽培にわたって規制緩和されている部分がたくさんあるんで、そこは僕はよかったなと思ってます。 ただ懸念しているのは、技術のない人達が増えていくのはどうかなとは思ってます。技術はない、悪いことしちゃうってなっちゃったら、また大麻、麻のイメージが悪くなっちゃうので」 転換点を迎えた大麻を取り巻く状況。今後、どのような動きを見せるのか注意深く見守る必要がありそうです。 (関西テレビ「newsランナー」2024年12月12日放送)
関西テレビ
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