MAZZELのHAYATOが語る、ディズニーとガールズダンスからの影響、グループで手にした幸せ
「素の自分も愛してくれるし、作った自分でいなくていい」
―オフステージでは、8人の中でHAYATOさんはどういうキャラですか? 末っ子です。最初の頃は「しっかりしなきゃ」という気持ちで、変に自分を作っていたところもあって。人に甘えることがあまり上手ではなかったんですけど、他の7人は本当にいい人たちで頼れるお兄ちゃんたちですし、自分の素を出さないとみんなも出してくれないし距離が縮まらないなと思ってから、ずっと甘えてます。 ―オーディション中に「オンマ(=お母さん)」と呼ばれる場面もあったけど、それは「しっかりしなきゃ」という精神が働いていたからこその振る舞いだったんですね。 ずっと自分がしっかりしなきゃと思いながら生活してましたし、自分の弱いところを人に見せてこなかったからこそ、あのような場面が生まれたのだと思います。 ―そこからだんだん、メンバーに対して自分の弱いところを見せつつ、甘えられるようになってきた? そうなんです、だから今は全然「オンマ」じゃないです(笑)。 ―MAZZELはHAYATOさんにとって夢を叶えられる場であると同時に、一人の人間として安心して生活を送れる居場所に辿り着くことができた、という感覚ですか? そうですね、すごく安心できますね。みんな素の自分も愛してくれるし、作った自分でいなくていいし、そのおかげでパフォーマンスでも素を出せる部分があるので本当に感謝しています。メンバーといられること自体がすごく幸せだなって感じますし、ステージじゃなくてもメンバーが横にいることがすごく恵まれてるなと思います。こうやって友達みたいで家族みたいな7人と出会えたことは、僕にとって一生の宝物です。プライベートでも遊んでくれるメンバーがいてくれて、自分もMUZEになったみたいに幸せになるというか(笑)、みんなに幸せを分けてもらってる感じがします。MAZZELに入ってから性格も変わったし、明るくなったし――MBTI診断でも「明るくなった」で出たし(笑)――本当にかけがえのない存在です。 ―エンターテインメントやMAZZELから受け取っている幸せを、MUZEと分け合っていきたいというHAYATOさん想いには、どれだけ深い背景があるのか、今日たくさん語ってくれてありがとうございます。他に、この機会に言っておきたいことはありますか? MUZEには毎日感謝しています。僕たちもMUZEに音楽を届ける楽しさがあるし、ライブではMUZEが音楽を楽しんでくれていることを感じるので、この関係性がすごく好きで、これからもMUZEとたくさん音楽で遊びたいなと思ってます。あとここで言いたいのは……お母さんとお姉ちゃんに、僕の夢を応援してくれたこととか、お母さんの選択よりも僕の選択を優先してくれたこと、大学を選ばずにアーティストになったことを喜んでくれたことに、感謝を伝えたいなと思います。お母さんもすごく不安だったと思うけど、「HAYATOがやりたいようにやればいいよ」って言ってくれて、僕のやりたいことを優先してくれたおかげで今も頑張れているので……本当に感謝しています。 ―この先MAZZELとして描きたい夢を、HAYATOさんはどのように想像していますか? 誰1人抜けることなく音楽を続けていくことが一番です。あとは、いろんな会場でライブをやってみたいですし、いろんな楽曲にも挑戦したいです。その中で「MAZZELと言えばこれだよね」という楽曲が生まれたらいいなと思ってます。 ―HAYATOさんが個人としてやりたいことや叶えたい夢はありますか? 演技はまたいつか挑戦したいです。やっぱり楽しかったですね。自分が嫌いだったわけではないんですけど、別の自分になれるところがすごく好きでした。「見たい」と言ってくれるファンの方も多いので、いつかやってみたいなと思います。 「Counterattack」 MAZZEL BE-U 配信中:
Yukako Yajima