関電が金品受領で再び会見(全文3)お菓子か何かと思ったら、その下に金貨
関西電力の役員ら20人が高浜原発のある福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題で、同社は2日午後から記者会見を開いた。 【動画】関電が金品受領で再び会見、氏名など公表へ 八木会長、岩根社長ら出席 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「関電が金品受領で再び会見、氏名など公表へ 八木会長、岩根社長ら出席(2019年10月2日)」に対応しております。 ◇ ◇
発注が高いかもしれないという疑義が晴れないが
岩根:地元への発注ということに関しましては、これは福井県、あるいは地元の立地町の皆さまから常に要請されているところでございまして、われわれとしてはさまざまな工事を行っておりますが、地元に発注できるものについては可能な限り地元発注を行っております。高浜発電所におきましては現在、非常に多くの工事がありまして、特に敷地造成とか山道の巡視とか、それから土砂の土捨て、田んぼに捨てる項目とかいうふうにございます。こうした工事が実際にできて、品質、価格とも満足できるのは吉田開発を含め、ほぼ2社でございます。 そのうちの1社は浚渫等、見回りが主体でございまして、今こうした工事が出てくるときに一番やはりいろんな意味で競争に勝っていくのは吉田であるというふうに考えておりまして、ゼネコンへの発注が2013年比、約8倍になってございますが、吉田の売上高につきましても約6倍程度になってございます。発注のプロセスや発注金額の面で、しっかりとわれわれ、健全性のところを確保してまいりたいというふうに思ってます。 また、他の方から同様の地元発注のお話を聞きました場合も、同様の工事の概要や規模感についてお答えしているところでございます。 NHK:よろしいですか。地元発注というのもよく分かりますし、吉田開発という技術力というのも分かるんですが、今回、工事の内容のマスキングをしている理由、また個人情報とおっしゃるのかもしれませんが、それを見せていただかない限り、簡単な工事を高めに発注しているかもしれないという、そういった疑義が晴れないと思うんですが、どうお考えですか。 岩根:個別の工事につきましては契約金額等がございますので、マスキングをさせていただきました。このわれわれの実際の査定方法、発注方法について、これで妥当だったかどうかにつきましても、新しい第三者委員会のほうで、さらに検証いただきたいというふうに考えてございます。 司会:よろしいですか。それでは各社さまのご質問を受けたいと思いますが、引き続き挙手の上、社名とお名前をおっしゃっていただいて質問をお願いしたいというふうに思います。じゃあ、そちらの右の後ろの手をあげておられる方。