関電が金品受領で再び会見(全文3)お菓子か何かと思ったら、その下に金貨
過去の社長はお祝いをもらってないのか
日本経済新聞:日経新聞の【タケダ 00:51:42】ですが、森山さんが収入役になられたのが昭和の50年で、それ以降地元で影響力を持っているというようなことが書かれてありますが、昭和50年以降、現在の岩根さんに至るまで9人の社長さんがいらっしゃる。そのうちの岩根さんと八木さんだけが就任のお祝いをいただいて、前の7人の方がいただいてないということを理解するのは非常に難しい。なぜそういうことが言えるのか。過去の方はお祝いをいただいていないのか、どうしてこのお2方だけが森山さんから非常に高い評価を受けているのか、それが分からないです。 岩根:今回の調査につきましては、平成23年からの7年間に在籍していた役員ということで調査をさせていただいておりますので、八木と私がメンバーになってございます。森には確認して、森のほうは接触はないということは確認してございますが、それ以前の役員につきましては今度の新たな調査委員会、第三者委員会のほうで調査してまいりたいというふうに考えてございます。
善管注意義務違反に当たらないのか
日本経済新聞:あとは法的な問題はないというふうにさっきから何回かおっしゃっているんですけども、善管注意義務違反というのにこれは当たらないんでしょうか。森山さんが高浜の町でやっていらっしゃったことというのは、どっちかというとほぼ官製談合に近いと思うんですけども、官製談合を仕切っているような方とお付き合いをするということは、あるいはそういう方から金品を受け取るということが善管注意義務違反に当たらないと、法的な問題はないというふうに判断された理由が分からないです。 岩根:これにつきましてももう一度よく調査してまいりたいと思いますが、少なくとも受け渡された担当の者は全員非常に迷惑で、非常に困惑をしておりまして、返すための努力を腐心しておったわけでございます。返そうと思ってもさらに恫喝をされるという中で、個人で保管をしながら返す努力を続けてきたということで判断をいたしておりますが、しかし重大なコンプライアンスの問題はあるというふうに考えてございますので、ここにつきましてもしっかりと新たな第三者委員会のところでもう一度検証してまいりたいというふうに思ってございます。 日本経済新聞:岩根さんのCSR行動宣言で、「お客さまと社会のお役に立ち続ける」というのをわざわざ自筆で書いて、ホームページで公表されてますけども、森山さんみたいな方とお付き合いすることが社会やお客さまに尽くすことになるんでしょうか。 岩根:まったくそれは申し訳ないの一言でございます。森山氏のこのような状況をまったく知らないとは申しませんが、このような状況になっていることはまったく知らずに、やっぱり森山氏と会ってしまった、あるいは会ったあとの対応がやはり間違ってしまったという反省をいたしております。 司会:ではこちらの、一番前。