B-Rサーティワン アイスクリーム アイスが洋生菓子風に進化 日常で楽しむ新カテゴリ誕生
B-Rサーティワン アイスクリームから、新カテゴリ「31 PÂTISSERIE」(サーティワン パティスリー)が誕生した。人気のアイスフレーバーに、コーヒースポンジとナッツ、チーズケーキとクランチなどを組み合わせた洋生菓子風のアイスクリームケーキで、華やかな断面が特長。税込み2500円と既存の同社アイスクリームケーキよりも価格を抑え、“ちょっとしたご褒美”や手土産など日常で親しまれる商品を目指す。 12月26日の発表会でマーケティング部の橋本貴史氏は「構想から約2年をかけて、新しいケーキの形を作った。アイスクリームケーキを食べたことがない方にも体験していただきたい」と期待を寄せる。 最大の狙いは喫食頻度の拡大にある。 同社の既存アイスクリームケーキは全体がアイスで構成された全14種のラインナップで、24年売上高は前年比約8%増で推移するなど7年連続で成長を遂げている。「主に誕生日や記念日など、年数回の特別な日の需要獲得してきた結果だ」(橋本氏)とする一方で、特別な日以外の日常的な喫食が課題と捉える。
今回ショートケーキやロールケーキ、タルトなどの洋生菓子ケーキ市場もターゲットに捉え直した。同社のアンケート調査では、直近1年内に洋生菓子ケーキを購入した20~50代女性は2431万人で、このうち年間購入回数は平均8回だった。「8回のうち1回でもアイスケーキに変えてもらうことで、アイスケーキ市場を拡大できると考えた」。 「31 ザ・チーズケーキ made from ストロベリーチーズケーキ」は、人気フレーバーに、ベイクドチーズケーキと食感が異なる2種のクランチ、ホイップクリームを組み合わせた。「31 カフェモカケーキ made from ジャモカアーモンドファッジ」は、2種類の豆をドリップしたコーヒー香るアイスに、甘味と苦みのバランスが取れたコーヒーケーキ、ナッツやチョコホイップを合わせた。いずれも夏頃までの販売を予定し、全国の店舗と「31Clubアプリ」で購入可能だ。