マイカーなしでも移動しやすい街に 大阪・泉北ニュータウンで「AIオンデマンドバス」の実証事業
運行時間は午前9時から午後6時まで
運行時間は午前9時から午後6時まで。運賃は200円で、泉ヶ丘駅発着の場合は移動距離が長くなるため300円に。予約方法はWebと電話の両方を用意しています。 使う車両は、8人分の客席を持つワンボックス車両2台。事業主体は南海電鉄で、運行はグループ会社の南海バスが行います。
高齢者および若年者の移動ニーズを検証
期間は、1月10日から3月10日までの約2か月間。南海電鉄の担当者は「実証実験の中で、予約や乗り降りのしやすさを検証する他、乗客の方々の要望もお聞きできれば。より多くの住民の方々にご利用いただきたい」と話します。 また、堺市泉北ニューデザイン推進室の担当者は「高齢者に加え、自家用車を持たない若年者の移動の利便性を高めて、選ばれるまちづくりに寄与する新しい交通機関になれば」と期待します。 なお、この堺市での実証事業には、大阪府から府内自治体におけるAIオンデマンドバスの実証実験を促すための補助金が交付されます。 2月には、豊能町でも同じく府の補助を受けて実証実験が行われる予定です。 (取材・文:具志堅浩二)