2022年創部のベアーズが14位でうれしい全日本大会出場へ 3区の坂口が8人抜きの快走/プリンセス駅伝
◇第10回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/福岡県宗像市・宗像ユリックス前発着、6区間42.195km) プリンセス駅伝の全チーム成績と区間賞をチェック! 第10回プリンセス駅伝が10月20日に行われ、ユニクロが2時間19分16秒の1位となった。 ベアーズが2時間22分09秒で14位に入り、クイーンズ駅伝出場権を初めてつかみ取った。 前回に続くプリンセス駅伝。1区こそ21位発進だったが、2区の廣田百世が区間7位で16位に押し上げる。続く3区の坂口愛和が快走。東農大出身のルーキーが最長10.7kmを区間5位で駆け抜け、一気に8位まで進出した。 3区でのアドバンテージを残りの3区間はしっかり生かし、アンカーの矢治璃瑞奈まで全日本出場圏内で守り抜いた。 家事代行サービスを扱うベアーズは、2022年4月に女子陸上部を立ち上げ、今季で3年目。日体大時代に箱根駅伝総合優勝を経験している高柳拓也氏が監督を務めている。今年4月には高柳監督と同じ日体大出身で、全日本大学駅伝や箱根駅伝で区間賞を獲得している山中秀仁氏がコーチに就いた。合わせて、坂口ら5人が入社するなど、戦力も充実。目標の全日本大会出場を決めた。
月陸編集部