実は老後は《月10万円》あれば問題なし…安らかに自宅で最期を迎えるために「本当に必要なおカネ」をご存じですか
自宅で最期を迎えるなら
「手続きが面倒だし、介護保険は使いたくない。日々食べられるものを食べて、食べられなくなったら死ねばいい―と考える人は少なからずいます。実際に不可能ではなく、何にも頼らずに最期を迎える方もいます。 ただ、やっぱり部屋は汚くなるし、体も動かず、痛みを緩めるためのケアがなければ、最期は苦しい。頑固な考えは捨てて頼るところは頼ったほうが幸せな在宅死を迎えることができますし、家族も安心です」(NPO法人グレースケア機構・ケアマネジャーの柳本文貴氏) 老後は2000万円必要と叫ばれて久しいが、それはあくまで病院や老人ホームで最期を過ごした場合だ。 これまで見てきたように、介護保険を使って上手くやりくりすれば、自宅で最期まで暮らすのにかかるおカネは思っているほど、そう高くはならないのだ。 『週刊現代別冊 おとなの週刊現代 2024 vol.4 死後の手続きと生前準備』が好評発売中! 累計188万部の大人気シリーズが、大幅リニューアルでさらにわかりやすくなりました! 週刊現代の大反響記事を、加筆のうえ、ギュッとまとめた一冊です。
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