「テストで90点取っても父は褒めてくれなかった」エリート家庭のお嬢様→“日本初の女ヤクザ”になった西村まこ(58)の「厳しすぎる親子関係」
恐怖のスパルタ寺子屋タイム
その後、さっさと入浴をすませたら、恐怖のスパルタ寺子屋タイムが始まります。弟と机を並べて、ひたすら問題を解く。まるで都会の進学塾そのものです。問題は市販のドリルとかではなく、父が手ずからつくったものです。もちろん、ワープロとかが普及する前の時代ですから、わら半紙に手書きの問題を渡されます。 これがかなり難しく、わからないところがあると「これ、わかりません」という質問ではダメで、「この問題の、この部分がわかりません。教えてください」というような具体的な質問をしないと、寺子屋特製・竹の棒の出番になります。頑張って問題を解いたら、間髪を容れずに次の問題を渡されます。解けないと再び竹の棒の出番となります。 なぜ、父親が、これほどまでに勉強熱心なのかというと、理由があります。 エリート家庭のお嬢様→“日本初の女ヤクザ”になった西村まこ(58)の父親が「スパルタ教育」だった理由「自分の夢を子に託したかったのかもしれません」 へ続く
西村 まこ/Webオリジナル(外部転載)